気になる「無地Tシャツ」を片っ端から徹底比較。『無地T MANIACS』 #40:LOS ANGELES APPARELの『LONG SLEEVE GARMENT DYE MOCKNECK T-SHIRT』

by Nobuyuki Shigetake and Mastered編集部

季節は変われど、通年を通して身に着けている僕らのスタンダードアイテム、無地Tシャツ。
この『無地T MANIACS』では”編集部が気になるブランドの無地Tを片っ端から徹底比較。マイスタンダードとなる究極の1枚を求めて大奔走!”というコンセプトのもと、マニアックさに磨きをかけて各社の無地Tシャツを比較していきます。
40回目となる今回は、LOS ANGELES APPAREL(ロサンゼルスアパレル)の『6.5oz Long Sleeve Garment Dye Crew Neck』をピックアップ。

#40:LOS ANGELES APPARELの『LONG SLEEVE GARMENT DYE MOCKNECK T-SHIRT』

元American Apparel(アメリカンアパレル)のDov Charney(ダブ・チャーニー)が創設したLOS ANGELES APPAREL。米国内製造をサポートするために製品に使う糸の半分以上をアメリカ産でまかなうなど、国内生産にこだわってモノづくりを続ける、サスティナビリティマインドも持ち合わせたブランドです。

基本情報
ブランド:LOS ANGELES APPAREL
アイテム名:LONG SLEEVE GARMENT DYE MOCKNECK T-SHIRT
素材:コットン100%
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
オンス:7.5oz
カラー展開:全12色
価格:並行輸入品のため、店舗によって価格にばらつきあり。

”Made in LA”に拘った上質なカットソーブランド

先日、ブランドの単独展示会が開催され、日本国内向けのオフィシャルオンラインストアのオープンを間近に控えるなど、ここ日本への本格上陸も間も無く、といった感じのLOS ANGELES APPAREL。今回は、そんな2020年注目筆頭株な同ブランドから、この時期に活躍してくれそうな定番の7.5オンスTシャツをピックアップし、ブランドの紹介も交えつつ、徹底解剖をしていきます。

■レコメンドポイント

まず、アメリカンブランドらしい、ビッグサイズかつボクシーなシルエット。そして、素材には同じくアメリカらしい、20番単糸を仕様したしっかりとした厚みのある生地を使用していますが、ヘビー過ぎるわけではなく、ほかのカットソーには無い独特な滑らかさとドレープ感も持ち合わせています。ガーメントダイによる、独特な深みのある色も魅力的なポイントです。

ヒゲ面のナイスガイ。

また、ブランドタグの裏には、縫製担当者のイラストレーションが。こちらはミートさん。他にもディエゴさんやガブリエラさんなど、ランダムでプリントされているようです。”スタッフを大事にする”、そんなブランドのフィロソフィーをひとつひとつのアイテムから感じ取れます。

ディテール & シルエットチェック

XLサイズは、肩幅56cm、身幅61cm、着丈75cm、袖丈65cm。個体差はあるようですが。

肩の落ち具合。

袖は少し溜まるくらいの長さ。

バックはこんな感じ。

シャツを羽織るとこんな感じ。

実際に着用してみた感想

XLサイズを着用した編集K(身長:183cm、体重:65kg)

編集Mからバトンタッチを受けた編集K。

「着心地がいいですね。ふわっと、空気が入っている感じ。浅めのモックネックも好みの感じです」

洗濯後の変化

うっすらと起毛しているような質感。

縮みはほとんどなし。

総評:星4★★★★☆

着心地:ライト■■■■□ ヘビー
生地自体はヘビーですが、滑らかな着心地なので、重さを感じません。

シルエット:タイト ■■■■□ ゆったり
アメリカンなゆったりサイズ。ワンサイズ上げて、肩を落として着るのがオススメ。

コストパフォーマンス:お値打ち ■■□□□ ラグジュアリー
店舗によって異なりますが、税抜2,500円〜4,000円なので、数枚買うのもあり。

レア度:ポピュラー ■■■■□ レア
今は一部のセレクトショップや並行輸入屋のみでの取り扱いですが、2020年にはもっと身近な存在になるんだとか。

【お問い合わせ先】
LOS ANGELES APPAREL
https://losangelesapparel.net/pages/japan-online-store