気になる「無地Tシャツ」を片っ端から徹底比較。『無地T MANIACS』 #34:GAPのPocket T-Shirt

by Nobuyuki Shigetake and Mastered編集部

季節は変われど、通年を通して身に着けている僕らのスタンダードアイテム、無地Tシャツ。
この『無地T MANIACS』では”編集部が気になるブランドの無地Tを片っ端から徹底比較。マイスタンダードとなる究極の1枚を求めて大奔走!”というコンセプトのもと、マニアックさに磨きをかけて各社の無地Tシャツを比較していきます。
34回目となる今回は、GAP(ギャップ)のPocket T-Shirtをピックアップ。もう4月なので、今回から半袖のご紹介となります。

#34:GAPのPocket T-Shirt

アメリカ発、世界的なカジュアルブランドとして、老若男女問わず愛されているGAPですが、2018年には、MSGM(エムエスジーエム)や、BALMAIN(バルマン)などとのコラボレーションや、オフィスカジュアルラインとしてHILL CITY(ヒルシティ)をスタートさせるなど、近年特に、全方位に向けての発信が目立ってきています。一方で、定番的にリリースされているカジュアルアイテムに関しても、素材やシルエットのアップデートを行うなど、日々進化を遂げているのです。

基本情報
ブランド:GAP
アイテム名:Pocket T-Shirt
素材:コットン100%
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー展開:white、true black、tapestry navy、grey heather
価格:2,900円 + 税

クリーンでシンプル、そしてグッドデザイン

GAPのコンセプトは”クリーン、オールアメリカン、シンプル、グッドデザイン”。潔くて素敵です。トレンドに左右されない、ベーシックなデザインをベースとしたアメリカンカジュアルウェアは、まさに、クリーンでシンプル、そしてグッドデザインと言えます。店内には常に豊富なバリエーションがラインナップされていますが、今回は、その中でもとりわけド直球シンプルな、ポケットTシャツをご紹介したいと思います。

■レコメンドポイント

アメリカンブランドらしい、緩めのサイズ感と、柔らかな生地感が最大のポイント。それ以外は、究極にベーシックです。首元はやや広めなので、シャツなどとのコーディネートにもハマりそうです。

採寸チェック

ディテール & シルエットチェック

いたってベーシックなシルエット。

ポケットはやや小ぶり。

うっすらと透け感のある生地。

実際に着用してみた感想

XLサイズを着用した編集M(身長:180cm、体重:69.5kg)

夏に向けてシェイプアップを、と意気込む編集M

「気持ちいい生地ですね。インナーにも最適かな。薄手なので、ホワイトだと少し透けるかもしれないですね。ポケットは、最近のものの中では、割と小ぶりな印象。これくらいの、何も入らないサイズのポケットもいいですよね」

洗濯後の変化

やや縮み、少しくたっとしました。しかし、この手のTシャツはくたっとしてなんぼなところがあるので、エイジングが楽しみです。

総評:星3★★★☆☆

究極のシンプルTシャツ。

着心地:ライト■□□□□ ヘビー
体のラインが出るほどライトな着心地なので、肌着にも最適です。

シルエット:タイト ■■■■■ ゆったり
XLサイズは、やはりアメリカンブランドといった感じの身幅の広さ。袖丈は少し短めです。

コストパフォーマンス:お値打ち ■■■□□ ラグジュアリー
標準と言えるでしょう。

レア度:ポピュラー ■□□□□ レア
世界中のGAPで手に入ります。

【お問い合わせ先】
Gap Flagship Harajuku
東京都渋谷区神宮前1-14-27
TEL:03-5786-9200
https://www.gap.co.jp