気になる「無地Tシャツ」を片っ端から徹底比較。『無地T MANIACS』 #27:WISLOMのLAURENT

by Nobuyuki Shigetake

季節は変われど、通年を通して身に着けている僕らのスタンダードアイテム、無地Tシャツ。
この『無地T MANIACS』では”編集部が気になるブランドの無地Tを片っ端から徹底比較。マイスタンダードとなる究極の1枚を求めて大奔走!”というコンセプトのもと、マニアックさに磨きをかけて各社の無地Tシャツを比較していきます。
27回目となる今回は、WISLOM(ウィズロム)の無地Tシャツをピックアップ。

#27:WISLOMのLAURENT

2016年春夏シーズンよりスタートしたWISLOMは、唯一無二のテキスタイルを開発・提供することを生業とする”実験的なLABブランド”。同ブランドが”究極のシンプルTシャツ”と称する『LAURENT』の特徴的な袖まわりのカッティングは、ニットの袖付けを参考に開発されたそう。

基本情報
ブランド:WISLOM(ウィズロム)
アイテム名:18-00503M / LAURENT
素材:コットン100%
サイズ:4、5、6
カラー展開:ホワイト、ブラック、アクアグリーン、イエロー
価格:8,000円 + 税

シンプルな良さ

自身のアトリエを『LAB』と呼ぶほど、素材に対する研究・開発に熱心なWISLOMですが、シンプルな無地Tシャツにもそのフィロソフィーは通じていました。超長綿スーピマの42/1を和歌山の工場へ別注紡績し、双糸加工をせずあえて単糸のまま引き揃えて編み立てることによって、編み目の美しい天竺を実現。スーピマの美しい糸質をいかしながら、仕上げで樹脂加工を施すことで、生地には程よいハリ・コシが。

■レコメンドポイント
ニットの袖付けを参考にしたという袖周りのカッティングが、コンフォータブルな着心地を実現し、デザイン面においてもアクセントに。後ろから見るとラグランスリーブのような、でもラグランスリーブとは違うような……独特のカッティングとなっています。また、襟元はバインダーネックを採用し、洗濯を繰り返してもくたびれず、長く愛用することができます。樹脂加工によるシャリっとした素材感がドライな印象で、インナーとしてはもちろん、春夏に一枚で着用してもさらっと快適。

採寸チェック

ディテール & シルエットチェック

身幅はややタイト、アームホールも細めながら、袖丈は25cmとやや長め

特徴的な肩のカッティング

首元は、バインダーネックと呼ばれる2本針製法を採用

実際に着用してみた感想

サイズ6を着用した編集M(身長:180cm、体重:70kg)

「最大サイズの6が他ブランドで言うところの、LサイズとXLサイズの間くらいのイメージなんですが、僕が着るとジャストサイズかな。ただ、袖のカッティングのおかげで窮屈さはほとんど感じません。生地も厚めなので、1枚で着ても問題なさそうです。少し光沢感もあって、カジュアルからキレイめな雰囲気までフィットしそうですね」

洗濯後の変化

1回の洗濯では型崩れはなく素材の風合いの変化もなし。強度が高く、長く愛用していける印象です。

総評:星4★★★★☆

LABブランドというだけあり、随所に拘りを感じる、他には無い1枚。アクアグリーン、イエローも絶妙な色味で魅力的です。

着心地:ライト■■■■■ ヘビー
ストレッチ感はあまり無いので、ゆったりサイズでの着用がオススメ。

シルエット:タイト ■■■□□ ゆったり
ややタイトながら、工夫されたカッティングや、長めの袖で窮屈さは感じさせない。

コストパフォーマンス:お値打ち ■■■□□ ラグジュアリー
拘りのプロセスや仕上がりを考えると、8,000円でも安いのでは。

レア度:ポピュラー ■■□□□ レア
取り扱い店舗は絞られていてるため、そこそこレアと言えるでしょう。

【お問い合わせ先】
STUDIO TORINITA
TEL:03-5414-5338
http://wislom.jp

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