Photo:Kazuki Miyamae
基本情報
ブランド:Hanes(ヘインズ)
アイテム名:Japan Fit BLUE PACK H5210
素材:COTTON 75%、ポリエステル25%
サイズ:XS~XL(5サイズ展開)
カラー展開:ホワイト
価格:2,800円 + 税
身近で親しみやすい、オーセンティックの極み!
最もスタンダードなパックTシャツともいえる『赤パック』や上質なコットンで作られた『金パック』、そしてアウターとしてのTシャツを定着させた『ビッフィー』など、さまざまなTシャツモデルを展開してきたHanes。そんなTシャツの名門ブランドHanesが誕生70周年を迎えた今年、黄金混率とされるコットン75%、ポリエステル25%の生地を採用した『Japan Fit BLUE PACK』をリリースしたのでさっそく試してみました。
パッケージを見て最初に目がいくのは、『赤パック』が大量消費をするアメリカ文化を象徴とした3枚入りであることに対し、こちらは2枚入りであるということ。もちろんこれは素材の質が向上したからであるのですが、黄金混率が織りなす生地や甘撚りのソフトな糸により、袖を通すとソフトな着心地を実感することができます。また、製品に洗い加工(ガーメントウォッシュ)を施した独特のホワイトカラーは肌馴染みがよく、新品でありながらも何度か着用したようなカジュアルな風合いもポイント。さらに、パックTの系譜はしっかりと受け継ぎつつも、従来の3P-Tシャツよりも着丈を短く設定し、アームホールを細くシェイプアップ。ネック部分もより細く変更し、現代の日本人体型に改良されているため、絶妙なフィット感を味わえます。
レコメンドポイント
薄い生地のため独特のよれ感を活かしたシルエットやフィット感を楽しめるのが、このTシャツの最大の魅力。インナーにタンクトップを着るか、もしくは2枚重ねて着て汗をかいたら1枚脱ぐ、なんていうインナー以外の着方を楽しむのも、通らしくて粋かもしれません。
採寸チェック
ディテールチェック
胴周りを1枚の布で仕上げた丸胴仕様で、脇部分に縫い目が無いのでスッキリとしたシルエットを演出。衿ネームが熱転写のタグレス仕様になっていたり、縫い目の凹凸が首周りに当たらないように上からテープが貼ってありと様々な工夫が施されており、ストレスフリーに着用できます。
実際に着用してみた感想
Mサイズを着用した編集N(身長:170cm、体重:57kg)
「普段はHanesの『青パック』を愛用しているのですが、こちらはそれより厚みがあり着心地が良かったです。Mサイズはフィット感があり、ジャストサイズで着られるサイズ感。個人的にはぴったりしすぎるのが嫌なので、普段の自分のサイズよりワンサイズ上で選ぶのがいいかもしれません。外出時に1枚で着るには薄いかなという印象で、インナーや部屋着として着るのがオススメです」
Lサイズを着用した編集M(身長:185cm、体重:76kg)
「特筆すべき点がないくらい良い意味で、普通。サイズにもよりますが、肩幅が広い僕は、肩の落ち方が気に入らず、あまり好みのシルエットではなかったですが、予想していたよりも薄い生地だったのでインナーとしては◎。開襟シャツやスウェットのインナーとして着用してみたいと思いました」
洗濯後の変化
もともと洗いがかかった仕上がりのため、洗濯後は身丈が1cm縮む程度。日本規格の『Japan Fit』は従来のHanesよりタイトなシルエットなので、クタるというよりは程よくゆとりができるイメージ。洗濯を重ねるごとに、他のHanesTシャツ同様のゆったりしたシルエットに変化していくのではないでしょうか。
総評:星3★★★☆☆
アンダーウエアが起源にあるブランドなだけに、肌ざわりや着心地の良さは抜群。オンスの高いものが好きな人には少し物足りないかもしれないが、透けないくらいの適度な薄さで暑い夏に最適なので3点。価格も安価なのでガシガシ洗って消耗させるワンシーズンTシャツとして、1パック持っておくと良いかもしれません。
着心地:ライト ■□□□□ ヘビー
シルエット:タイト ■■□□□ ゆったり
コストパフォーマンス:お値打ち ■■□□□ ラグジュアリー
レア度:ポピュラー ■■■□□ レア
【商品のお問い合わせ先】
ヘインズブランズ ジャパン
TEL:03-5361-2823
http://www.hanes.jp/