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— そして、同時期に出たのが、SperbとのCracks BrothersのEP『Straight Rawlin’』。アートワークのFebbは……あどけなさが残る子供ですよね。
Fujita:そう、子供ですよね。でも、あいつはTETRAD THE GANG OF FOURをめっちゃ聴いていたから。
JJJ:大好きだったよね。「このミックス、マスタリングが完璧なんだ」って言って、ファーストアルバムを何度も聴かされました。
Fujita:だから、その一員のSperbとラップグループを始めるって聞かされた時、めっちゃびっくりしましたからね。
JJJ:確か、あいつがオーガナイズしていたパーティにB.D.とかSperbを呼んで、そこで仲良くなったんじゃなかったっけ?
Fujita:そうそう。『FOGGY PLACE』っていうイベントなんですけど、僕はライブ・ペインティングで参加しつつ、Febbと2人でブッキングを決めてたんですよ。確か、Sperbをライブで呼んだら、TETRADがみんな来てくれたんじゃないかな。
— 高校生が自分のイベントにライブで呼んでくれて、なおかつ、その子に大人顔負けの知識もあったりしたら、そりゃ、可愛がられますよね。
JJJ:俺、初めて、デミさんに会った時、「キミ、Febbくんの親友なんでしょ? いいなー」って言われて(笑)。俺、そんなすごいやつと友達だったんだって思いましたもん。
Fujita:そのパーティは2、3ヶ月に1度のペースで、平日のオールナイトでやってたんですけど、前回、ゲストで出てくれた人が客として遊びに来てくれて。それはあいつの人望というか、同業者から好かれるラッパーでしたね。まぁ、Jはあいつに散々キレてると思うけど(笑)。
JJJ:何回も嫌いになりかけたけど(笑)、ラッパーはみんな、Febbのことが好きになっちゃうかもしれない。