Vol.132 AIWABEATZ – MasteredがレコメンドするDJ、アーティストのMIX音源を独占配信!『Mastered Mix Archives』

by Yu Onoda and Keita Miki

MasteredがレコメンドするDJ、アーティストのインタビューとエクスクルーシヴ・ミックスを紹介する『Mastered Mix Archives』。今回ご紹介するのは、日本においてヒップホップのメインストリーム化が急速に進行するなか、先進的なビートメイクと危険極まりないスクリュースタイルのDJによって、アンダーグラウンドシーンでプロップス上げている東京在住のDJ/プロデューサー、AIWABEATZ。
2020年前後から作品リリースや楽曲プロデュースを活発化させている彼は、2023年12月に自身のサードアルバム『Like No Other 3』を発表。VOLOJZAやMUTA、COVAN、AUGUSTら、各地で暗躍するラッパーをフィーチャーしながら、現行のアンダーグラウンドヒップホップや90年代のイルビエント、ベースミュージックなど、他にはないアングルから得たインスピレーションをもとに、独創的な作品世界を生み出している。
チャレンジングな音楽制作を通じて、未体験の飛びと音像を追い求めるAIWABEATZのクリエイティヴィティはどのように育まれたのか。長編インタビューとDJミックスを通じ、その軌跡に迫った。

Photo:Takuya Murata | Interview & Text : Yu Onoda | Edit:Keita Miki

※ミックス音源はこちら!(ストリーミングのみ)

「ひねりを加えたり、異質なものをかけあわせることを面白がる自分の気質は昔から変わらない」(AIWABEATZ)

— AIWAくんは本格的にDJを始めた時期が遅かったとうかがっています。

AIWABEATZ:はい、実はDJを始めたのは30才になってからなんですよ。曲作りはサンプラーを手に入れた2000年以降ずっと続けていたんですけど、全然形にならなくて。その後、友達のフリーミックステープや当時バックDJをやってたラップグループにトラックを提供していたんですけど、ビートメイクに本腰を入れるようになったのは同じく2011年ごろだったと思います。

— そして、2020年にリリースしたAIWABEATZ名義のファーストアルバム『LIKE NO OTHER』はサンプラーを手に入れてから20年越しの作品ということで、音楽家としては異例なキャリアの持ち主だなと。

AIWABEATZ:もちろん、ずっと音楽は好きで、クラブの現場に遊びに行ってはいたんですけどね。

— 聞くまでもないことかもしれませんけど、ヒップホップがずっと好きだった?

AIWABEATZ:それ以外の音楽も聴いていましたけど、中心の軸は変わらずヒップホップですね。中高生の頃はロックを聴いたりもしていたんですけど、97年から99年にかけて、自分がちょうど高校生だった時、ヒップホップを軸に、色んな音楽を貪欲に聴くようになって。当時、HEADZの原雅明さんが雑誌で紹介していたり、DJ KENSEIさんが現場でプレイしていたように、B-BOYの感覚で当時のIDM、エレクトロニカをかけるようなスタンスというか、、ヒップホップの耳で色んな音楽を解釈する面白さを知ったことが自分にとっては大きかったなって。

— 当時はNYヒップホップ原理主義者が主流でしたが、AIWAくんはヒップホップを逸脱、拡張するベクトルに興味があったと。

AIWABEATZ:90年代のNYのアンダーグラウンドに目が向いていた人たちのなかで、当時からサウスを受け入れた人ってホントに少ないと思うんですよ。Twigyがそういうことをやり出した時も「?」だったと思うし……でも、歴史を辿れば、サンプリングじゃなく、ドラムマシーンやシンセだけで作られたオールドスクールなヒップホップやエレクトロもあったわけで。その後、盛り上がったサウスしかり、トラップしかり、それらをどう受け入れるか、それとも頑なに変わらないのかは、人によって分かれるところだと思うんですけど、自分は新しいヒップホップに常に興味があって。頭では理解できなかったとしても最先端なもの、新しいものをクラブで体感してみようというのがまずあったので、それによって自分の音楽観が形作られていったんだと思います。もちろん、90年代のサンプリングヒップホップのあの感じをずっとやり続ける格好良さもあるとは思うんですけど、自分の場合、当時からヒップホップを聴きながら裸のラリーズの音源を探していたような高校生だったから、これと決めたものをやり続けるタイプではなかったということですね。

— ヒップホップと裸のラリーズ! 2000年代以降、AIWAくんは実験的な音楽制作を続けながら、ENDONやZENOCIDE、CARREといったノイズ、エクスペリメンタルのアーティストたちと親交があったと伝え聞いていますが、AIWAくんの音楽はサイケデリックな「飛び」の追求も大きなテーマであるように感じます。

AIWABEATZ:そうですね。そこはZENOCIDEのボーカルの(玉野)勇希との出会いが一番大きくて。そこからCARREやENDONを紹介してもらいました。そして、勇希はヒップホップも聴いていて、「ラップするからトラック作ってよ」という話になって。当時、ストレートにヒップホップをやっている同世代の知り合いがほとんどいなかったので、ZENOCIDEを通じて知り合ったバンドやDJと一緒にパーティーをやっていました。その流れで友だちの誕生日に自分たちでパーティーをやろうということになった時、自分が初めてDJをすることになり、昔から買い続けてきたヒップホップの12インチをそのままかけるもどうなんだろう? と思ったので、サウスヒップホップを通じて知ったスクリューにヒントを得て、45回転のレコードを33回転でかけてみようと。スクリューというとMOODMANさんやCOMPUMAさんがすでにやられてはいたんですけど、それとは別な感じでできるんじゃないかなって。そうやって自分たちの居場所を作るべく、高円寺ドムスタジオや出来たばかりの幡ヶ谷Forestlimitでパーティをやることで熟成されていった感覚が自分の音楽性に反映されていきました。

— AIWABEATZの代名詞となるスクリュースタイルのDJはそうやって始まったと。では、2000年前後にスタートした音楽制作の変遷についてはいかがですか?

AIWABEATZ:2000年にKORGのES-1を手に入れて。プリセットでドラムとかベースがあらかじめ入っているサンプラーなんですけど、そのプリセットで機材の容量がだいぶ割かれているので、まず、使わない音を消去して、容量を確保したうえで、サンプリングを始めて。当初は学生特有の頭でっかちな感じで、ネタになりそうなレコードやCDを買い、サンプラーを買ったら、DJ KRUSHさんみたいに格好いいインストヒップホップが作れるイメージだったんですけど、当然のことながら全然そんなことないわけで。どうしたものだろうと思いつつ、めげずに機材を触っているうちに、機材のINとOUTをケーブルで繋いでみたら、ノイズみたいな音が出ることを発見して、それをサンプリングしたり、当時はグリッチが流行っていたから、マジックで塗ったり、傷つけたCDを再生して出た音をサンプリングしたり、そんなことばかりやっていたので、当然曲にはならないですよね(笑)。

— はははは。終わりのない実験が始まってしまったと。

AIWABEATZ:そう。当時、虹釜太郎さんがご自身のレーベル、不知火や360°レコーズで色んなことをやって、変名で出していたCD-R作品を聴いて、ヒップホップを宅録で作るのと近い制作環境だけど、違う感覚で作っている面白さを感じて、自分にも何か出来るんじゃないかなって。あと、ECDさんがインタビューで語っていた「ヒップホップに影響されたからといって、アウトプットはヒップホップじゃなくてもいいんだよ」という発言を真に受けてしまったというか(笑)。後から考えると、その発言の真意は、ヒップホップの基礎を前提に、何やってもいいということだったと思うんですけど、その基礎がない自分が自由にやってみたら、よく分からない……作品といえないようなものが出来てしまったという。

— ヒップホップの基礎がインストールされたのはどのタイミングだったんですか?

AIWABEATZ:ZENOCIDEの勇希が本格的なヒップホップを一緒にやらないかと言ってくれたことが大きいですね。アブストラクトなインストだったら、ちょっとリズムが崩れていたり、乗りにくかったとしても、そういうものとして成立するじゃないですか? でも、ラップが乗って格好いいトラックとなると、もっとストレートなビートが必要になってくるので、そこで考えたんですよ。自分はアブストラクトヒップホップよりも格好いいラップミュージックが作れたら一番いいんじゃないかって。だから、まずはサンプラーの説明書を読み返すところから始めて(笑)、そこからようやくラップが乗って格好良くなるループベースのトラックを作れるようになっていったんです。それに加えて、同時期に出たRoc Marcianoのファーストアルバム『Marcberg』(2010年)を聴いて、サンプリングのループ感が格好いいけど、ドラムがガッツンガッツン鳴ってなくてもラップミュージックが成立することに触発されて、ラップミュージックを作る意識が強まっていって。そのRoc Marcianoのファーストを教えてくれたのが、BUDDHA BRANDとフジロックにも出たミクスチャーバンド・YKGの(小川)達三さん。彼が他でやっていたバンド、CHAOSMONGERSとZENOCIDEが繋がっていたので、ラップも出来る達三さんと勇希、それから今は絵描きとして活動しているMAからなる3MCに、自分がトラックメイクとバックDJで加わったGEGFというグループで活動が始まったんです。

— GEGFは作品をリリースしたんですか?

AIWABEATZ:フリーミックステープを出しました。DatpiffだったかAudiomackだったか、はっきりと思い出せないんですけど、もしかすると今もインターネットの海のどこかに残っているかもしれないです。で、GEGFとして活動を始めた最初の頃、浜松で仲良くなったのが、もともとバンドにサンプラーで参加していて、そこからラップやトラック制作をもっと本格的にやろうとしていた今のBOHEMIA LYNCH。彼にもそのフリーミックステープにトラックを提供してもらいました。あと、同じ時期に仲良くなったのが、NICE GUY$というグループで、トラップを取り入れるのが本当に早かった彼らを通じて、新しいラップミュージックを知ったことは自分のなかで大きくて、GEGFでトラップはやらなかったんですけど、その後、2020年に自分のアルバム『LIKE NO OTHER』でBPMを落としたサンプリングヒップホップに細かくロールしていくようなトラップのハイハットを加えるアイデアに発展していきました。

— では、2010年前後の出会いが現在のAIWABEATZを形作る大きな転機になったわけですね。

AIWABEATZ:そうですね。その後、GEGFが動かなくなる一方で、活動を通じて知り合ったラッパーにトラックのストックを渡しても作品にならない時期が続いたので、それなら自分名義の作品に付き合いのあるラッパーを呼べば、名刺代わりのアルバムになるんじゃないかなって。あと、その際にトラックのストックを渡しても同じことになるだけだなと思ったので、参加をお願いしたラッパーとコミュニケーションを取って、自分の希望やフロウ、リリックのテーマの話をしながら、プロデューサーとしての作品を作り上げていこうと思ったんです。

— 2020年に『LIKE NO OTHER』と『LIKE NO OTHER 2』という2枚のアルバムが一気に出たのは、自分のやりたいことをとにかく形にしたいという長年の思いが抑えられなくなったからだと。

AIWABEATZ:当時の勢い的には、もう1枚一気に作りたかったんですけどね(笑)。

— まず、ファーストの『LIKE NO OTHER』ですが、こちらのアルバムはWestside GunnやBenny The Butcherを擁するGriseldaに象徴されるBPMの遅いサンプリングヒップホップにトラップの要素を加えた作品です。

AIWABEATZ:そう。ブーンバップ的なヒップホップのBPMがどんどん遅くなって、ラップもトラップ以降の乗せ方になっていった世の流れを受けて、そこにトラップ的なハットを加えるサウンドアプローチを自分なりにトライしてみたかったんですよね。

— そして、『LIKE NO OTHER 2』では、CHIYORIさん、YAMAANをゲストに迎えて、アンビエントとダンスホールを横断した”Pearl Light”をはじめ、トランスの要素を加えてみたり、UKのグライムやベースミュージックを取り入れたり、音楽性の幅を広げていて。昨今のシーンは、ヒット曲を模倣、量産したトラックで溢れていると思うんですが、AIWAくんは新たなサウンドアプローチを積極的に提案していくチャレンジングなスタイルですよね。

AIWABEATZ:そうですね。タイプビート文化はそれはそれで面白くて。その後、自分が一緒にやることになるIRONSTONEはYouTubeのチュートリアル動画を細かく見て、ドリルのタイプビートを作るところから始めたビートメイカーなんですけど、彼とのプロジェクト、AIWASTONEが『West Tokyo Drill Trakxxx 』Vol.1(2022)、Vol.2(2023年)と発展したのは、彼がドリルでまず使わないようなサンプルを受け入れてくれる度量があったことと、自分としてはせっかくドリルを職人的に作れるスキルとセンスを持つIRONSTONEと組むなら、今までにない要素を提供して、面白い、新しいものを作りたいという思いがあったからで。ひねりを加えたり、異質なものをかけあわせることを面白がる自分の気質は昔から変わらないんですけど、かつてはヒップホップの基礎がなかったから形にすることが出来なかったんですよね。でも、その基礎の積み重ねが出来てきたからこそ、自分なりのトライアルが形になってきているんだと思います。

— AIWASTONEは、ドリルに和モノのネタを組み合わせたところにAIWAくんらしい個性が発揮されていますよね。

AIWABEATZ:『LIKE NO OTHER』『LIKE NO OTHER 2 』の2作ではネタを細かくチョップして組み合わせていたのですが、2小節や4小節の長めのループを使うアプローチにも以前から興味があって。またスクリューDJの探究の結果、和モノネタのストックも沢山あったので、AIWASTONEではその2つを反映させてみようと考えました。

— そして、2023年には大阪在住のDJ、Asparaくんとのスプリットミックステープ『とあるバンドメンバーの失踪について / 맑은 공기』がリリースされました。こちらは、90年代中期のNYで一瞬だけ盛り上がったイルビエントがテーマの作品ですが、そもそも、どういう動機からこのタイミングでイルビエントをテーマにピックアップしたんですか?

AIWABEATZ:当時もちろん自分は(イルビエントの中核レーベル)WordSoundの作品を通じて、イルビエントを聴いていたという前提がありつつ、イルビエントシーンで活躍したラッパーのSensationalとPanteaterzによる2022年のアルバム『The Pearl』がすごく良かったことがAsparaくんとの共通点としてあって。しかも、その作品をいち早く紹介していたのがEBBTIDE RECORDSのmichioさんとnaminohana recordsのインベさんだったこともあって、その盛り上がりのままにミックステープを作ることになった次第です。

— AIWAくんにとって、イルビエントとはどんな音楽ですか?

AIWABEATZ:もちろん、DJ SpookyやDJ Oliveの作品も聴いていたんですけど、自分のなかでイルビエント=WordSoundですね。WordSoundの曲や作品は、当時のカンパニーフローにも近くて、ヒップホップ感が強かったように感じますね。そして、WordSoundの作品の根底にはON-Uほどしっかりしたレゲエ感や本格的なインダストリアル感があるわけではないんですけど、宅録でON-Uに近いことをやっていたような印象もあります。まぁ、でも、イルビエントはイルなアンビエントという意味合いの割にはヒップホップ的だし、ビートミュージック的だし、ダークなアンビエントという印象はそこまで強くなかったりするので、イルビエントというよく分からない言葉が持つイメージを今の解釈で形にしてみたかったんです。

— そして、イルビエントに立ち返ったことが、最新アルバム『LIKE NO OTHER 3』の制作にも繋がっていったと。

AIWABEATZ:そうですね。『LIKE NO OTHER 3』の制作を進めていくうえで、当時のイルビエントやWordSound的なことをやろうとまでは思わなかったんですけど、完成した後から振り返ると、使っているサンプルのムードはミックステープの影響が反映されているなって。特にVOLOJZAをフィーチャーした”Blue”は、和モノっぽいメロディにイルビエントのダークなトーンがミックスされているように感じますね。

— 最新作ではサンプル使いが前の2作とは大きく変わりましたよね。

AIWABEATZ:はい。1曲以外は全て和モノからのサンプルなんですけど、AIWASTONEの制作で弾かれたネタ、使われなかったネタを使いつつ、それをチョップせず、ループさせたり、まんま使いしてみたり、8cm CDシングルに収録のKARAOKE Versionにベースを足してみたりとか。

— だから、多彩なメロディとそれをまとめあげる一貫したダークなトーンが大きな特徴でありつつ、ビートに関して、分かりやすいキックやスネア、ハットが使われていませんよね。

AIWABEATZ:それはRoc MarcianoやKA、Griselda以降のドラムレス、もしくはドラムを打っていても、そこまで強調しないプロダクションの流れをかなり意識しつつ、ベースミュージックの低音の鳴りが欲しかったので、はっきりしたドラムを足すよりもベースでリズムを作るアプローチにトライしてみたかったんです。そのうえで、サンプルフレーズの音数が多かったので、ハットを敢えて抑制しましたし、キックのないグライムのDevil Mixも念頭にありました。今回、直接的なグライムのトラックは入っていないんですけど、グライムDJのSakanaくんの家に遊びに行って、グライムが他のラップミュージックと異なる点をレクチャーしてもらった経験が反映されていると思いますね。また、Earl Sweatshirt以降の今のUSヒップホップの新しい流れ、MIKEやCities Aviv、Black Noi$eだったり、更にはリッチモンド勢だったりはかなり意識しました。

— 非常に攻めたプロダクションであると思うんですけど、参加ラッパーが困惑したであろうことは想像に難くないという。

AIWABEATZ:はははは。まさにその通りで、大きく変わったトラックを前に、「はっきり言って、これじゃラップできない!」と参加してもらえなかったラッパーは多かったですね。でも、参加してくれたラッパーには根気よく付き合っていただきましたし、断られた人も出来上がった作品を聴いて、「こういう作品だったら次は参加したい」と言ってくれることが多かったので、次作は『LIKE NO OTHER 3』の発展形を提示できたらなと思います。

— 90年代後半以降、ヒップホップは音楽の進化における最前線の実験場と長らく言われてきたと思うんですけど、メインストリームのポップミュージックとなったことで、シーンを活性化させてきた実験性に目が向かなくなっているなか、AIWAくんのスリリングなトライアルは特筆すべきものがあると感じます。

AIWABEATZ:先日ようやくリリースされたCOVANくんの1stアルバム『nayba』にAIWASTONEで2曲、自分もソロで1曲参加させてもらって、それは今回、COVANくんが参加してくれた自分の作品と同時に制作していたものなんですけど、彼とはすごくいいコミュニケーションが取れて、『nayba』の次に違ったカラーのEPを作りたいから、ぜひ一緒にやりましょうと声をかけてくれて。そういういい出会いもありますし、今回の作品に収録されている曲をインストとしてアレンジし直したバージョンが半分、もう半分は新たに作ったインストを収録した作品を友人がやっているブランド・Let LOOSE(レットルース)で販売する予定があったり、自分がトラックを提供している岡山のラップデュオ・SKMの作品でもリミックスを手掛けているKeita Sanoくんとも以前から水面下で共作の試行錯誤を続けていて。彼がディスコハウスを作る際立った技術と自分のサンプルチョイスを組み合わせることで、今までにない作品になりそうな手応えを感じたので、それを今年中に形にする予定ですし、YAHIKO & AIWABEATZとしての制作、活動もあります。今後も家族の協力のもと、日々の仕事と並行して音楽制作やDJを続けていくつもりです。

— では、最後に提供していただいたDJミックスについて一言お願いします。

AIWABEATZ:naminohanaやEBBTIDEで購入したレコードを中心にDUBのスクリューmixを録りました。聴いてください。