定番パンツを徹底解剖。『マスタードのパンツ辞典』 #3:Carhartt WIPの『MASTER PANT』

by Seiya Kato

デニムにチノパン、スラックス。ファッションブランドが毎シーズンのようにリリースする”定番”と呼ばれるパンツたちは、そのブランドを映し出す鏡だ。
1本の定番パンツを実直にリリースし続けるブランドもあれば、定番パンツをベースに異なる素材やシルエットで多彩なバリエーションのパンツを創り出すブランドもある。そう思うと定番パンツというのは案外、シーズンテーマの設けられた最新コレクションよりも雄弁に、ブランドのスタンスや現在地を物語っているのかもしれない。
Masteredの大人気企画『無地T MANIACS』の派生型として誕生した『マスタードのパンツ辞典』では、移りゆくトレンドに左右されることなく、ブランドがリリースし続けている”定番パンツ”を、編集部員が実際に着用しながら、毎回1本ずつ、じっくりと紹介。
第3回では、Carhartt WIP(カーハート WIP)の『MASTER PANT』をピックアップします。

Carhartt WIPの『MASTER PANT』

アメリカンワークブランドとして世界で確固たる地位を築いているCarhartt(カーハート)のヨーロッパライン、Carhartt WIP。無骨なワークウェアを上品な素材や現代的なシルエットに再解釈した同ブランドから今回ピックアップしたのは、数ある定番パンツの中でも多くの人々から親しまれている『MASTER PANT』。

基本情報
ブランド:Carhartt WIP
アイテム名:MASTER PANT
素材:ポリエステル65%、コットン35%
サイズ:28、30、32、34、36
カラー展開:ブラック、ダークネイビー、レザー、シバー、シラズ、ムーディブルー
価格:15,400円(税込)

現代的なスタイリングに最適なシンプルなワークパンツ

シンプルな作りと頑丈な素材でデイリーな着用が可能な『MASTER PANT』は、リラックスフィットでありながらも適度なテーパードが効いており、無骨さを軽減。現代的なスタイリングにもよく馴染む汎用性の高い1本となっています。

■レコメンドポイント

素材にはポリ混のツイル生地を採用。上品な光沢感に加え、シワや汚れにも強いのでデイリーウェアに最適です。また、ベルトループ下には”コーヌコピア(豊穣の角)”がモチーフになったCarharttロゴのパッチが。今の季節ならトップスに無地のTシャツをあわせてさりげなくロゴをチラ見せするのも良いかもしれません。また、豊富なカラーバリエーションも魅力的。

ディテール & シルエットチェック

ウエストはフック式。

ジップはYKK社のもの。

安定感のある、太めのベルトループ。

裾はワンロールして履いても◎。

34インチで、ウエスト92cm、渡り幅37cm、股上28cm、裾幅21cm。

サイド。

バック。

シューズはローテクがマッチしそう。

実際に着用してみた感想

34インチを着用した編集K(身長:183cm、体重:65kg)

「かなりシンプルで、1本持っていると何かと便利そうな感じがします。シルエットはやや細身で、独特の光沢感も相まって上品な雰囲気。今回着用したムーディブルーは独特な色味であまり見たことがない感じですが、デニムと同じ感覚で穿けるので難易度はそこまで高くないと思います」

総評:星4★★★★☆

着心地:ライト■■■□□ ヘビー
1年通して穿けるちょうどいい厚さ。

シルエット:スリム ■■■□□ ルーズ
記事ではワンサイズアップしていますが、ジャストで穿くとしたらやや細めな印象。

コストパフォーマンス:お値打ち ■■■□□ ラグジュアリー
丈夫なので結構末永く穿けそう。

【お問い合わせ先】
Carhartt WIP Store Tokyo
東京都渋谷区神宮前4-28-25
TEL:03‐3402‐9810
http://www.carhartt-wip.jp/