『香りと思い出』 with LE LABO 荒谷翔大(yonawo) 編

by Keita Miki

2006年のブランド誕生以来、その独自のスタンスでここ日本でも着実にファンを増やし続けているニューヨーク発のスローパフューマリー・LE LABO(ル ラボ)。以前にニュースでもお伝えしたとおり、そんな同ブランドから新たなクラシック キャンドル『AMBROXYDE 17』がリリースされた。
これを記念した本連載・『香りと思い出』 with LE LABOは、アーティスト、モデル、スタイリストなど、男女問わず様々なジャンルのクリエイターをゲストに招く全5回の短期集中連載。タイトル通り、”香りと思い出”というメインテーマのもと、各人の過去の香りにまつわるエピソード、忘れられない香りについて紐解いていく。
第5回に登場してくれるのは、yonawoのヴォーカルを務める荒谷翔大。

— 今回の連載のメインテーマは”香りと思い出”。荒谷さんの忘れられない香りや、香りにまつわる過去の思い出を教えてください。

荒谷:yonawoの楽曲で”苺”って曲があって、”記憶は香りを漂わせ”って歌詞を書いたりするぐらい、香りと記憶には密接な関係があるなと昔から感じていました。いろいろありますが、例えば自分の場合は、春の匂いがすると小学校の卒業式を思い出しますね。どんな匂いかは上手く説明できないけど、寒さが落ち着いて、季節が変わる暖かい風が吹いた時に香るような。

— これまでにLE LABOのアイテムを使用したことはありますか?

荒谷:今回が初めてだったんですが、コンセプトがしっかりしていて素敵だなと思いましたね。選んでいる時も、ひとつひとつのキャンドルの説明が興味深い内容だったので、それを読んでいる時間も楽しかったです。こんなにキャンドルって面白いんものだったのかと新しい発見がありました。

— 『LAURIER 62』を選んだ理由を教えてください。

荒谷:62種類もの成分が使われていて、”美しい混乱の香り”というテーマに惹かれました。商品の説明文に”美しさというものは、時にカオスから生まれる”という一文が書かれていて、そこにすごく共感できたんです。自分のやっている表現の中にも同じような美意識があるので、どんな香りなのか嗅いでみたいと思いました。

— 実際に使用してみた感想も教えていただけますか。

荒谷:火をつけずに香ってもコンセプト通りの雰囲気が感じられました。感覚的には森や木のような自然な植物の香りが好きなのですが、特にこの香りが好きっていうのが分からない自分には合っているのかもしれません。デザインも洗練されていて、どんな空間にも合いそうですよね。場所もそうですが、人も選ばないというか、老若男女問わず誰が使用していてもマッチするようなモノなんじゃないですかね。

LE LABO 『LAURIER 62』

11,000円(税込)※2023年3月時点の価格となります

ローレル、ローズマリー、ユーカリプタス、タイム、クミン、クローブ、アンバー、パチュリ、サンダルウッドと、その他53種類もの成分を使った”混乱の香り”こと『LAURIER 62』。

LE LABOならではの発想から生まれた”美しい混乱”を楽しみたい。

【お問い合わせ先】
LE LABO
https://www.lelabofragrances.jp/

『香りと思い出』 with LE LABO