2008年春夏着倒れ総括

by Mastered編集部

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栄えある(?)コラム第1弾として、Mastered編集部の中でも屈指の洋服バカであるRとUが、自腹で買った洋服たちについてユルく語る着倒れ系コーナー「編集部発!僕らの生きざまBuy Or Die」をお届けします。

このMasteredを作ってるのって、どんな人なの? 何が好きだから、こんな切り口になってるの?
そんな僕らのヒトとナリを知ってもらうには、まずはどんなモノを買ってて、どんな格好をしてるのかを知ってもらうのかが1番早いのかなと。

というわけで、初回は今年の春夏に購入したモノを紹介してみます。

<エンジニアド ガーメンツ(Engineered Garments)のチェスターフィールドコート>

編集R(以下 R):これがガーメンツのチェスターフィールドコート。ガーメンツにはほんと素晴らしいアイテムが多いけど、僕の中ではベストに近いかな。
このディテールとか生地感とか、色めなんかも。

編集U(以下 U):これ、今季の秋冬もやってますよね。

R:やってるね。生地を乗せ変えて、少しディテールも変更してるかもだけど。
とにかく名作。普段、春夏にコート的なモノは買わないんだけど、これは一目惚れで。
3シーズン着れるし、これさえあれば他のアウターいらないくらい。

<エンジニアド ガーメンツのストライプの3ピース>

U:ストライプの3ピースです。袖口がフレアなのも好きなんですよね。
シャツ生地のスーツって耐久性はちょっとアレなんですけど、やっぱり軽くてイイんですよ。
それぞれバラしても着たりしてました。
同じ型で出ていたコードレーンのヤツとも悩んだんですが、コッチを。

R:意外に着ないコードレーン(笑)だからね。

U:でも大久保(篤志)さんがよくスタイリングで使ってるを見て、やっぱりコードレーンも買っておけば良かったかな、なんて…

<エンジニアド ガーメンツのボーダーカーディガン>

R:カットソー地のボーダーカーディガンは、ショールカラーでボタンの留め方で見た目が変化するのにも惹かれました。
これには共地のネクタイもセットで。このヨレてて短い感じがまたイイ。

U:このボーダーの感じもイイですよね、他にはない感じですし。

R:フレンチな雰囲気はまったくしない(笑)
ちなみに着てたら、小木氏に譲ってくれって言われました(笑)

<エンジニアド ガーメンツのボタンダウンシャツ>

U:ここの定番のBDシャツは、なんだかんだでシーズンごとに買ってて。春夏はドレスシャンブレーを。
これをさっきの3ピースに合わせたり、もちろん1枚で着たり。
でも値段が上がってきちゃったんで、気軽に買えなくなっちゃんですけど。
玉虫色っぽい光沢も好きなんですよね。

R:あぁ、ギャル受けしない方のシャイニー感(笑)

U:そうそう(笑)

<ブラックフリース バイ ブルックスブラザーズ(Black Fleece by Brooks Brothers)のシャツ>

R:とにかく買ったブラックフリースのシャツ。暑がりなんで、夏場は長袖のシャツなんて着ないんですが。
通年で考えて、気に入ったら買う的なね。バーズアイっぽいピケ(写真右下)とネイビーのギンガム(写真右上)、
あとはトム(編集部注:ブラックフリースデザイナーのトム・ブラウン氏)も最近お気に入りなのか、よく着てるオックスフォード地のラウンドカラー(写真左下)。
今だから言えるんですが、じつはアメリカ本国では春夏の時点で着丈が短く改良されてて。

U:こんなに短くなってるんですね。元々はかなり着丈が長めの完全タックイン仕様でしたけど、これなら裾出しても着れる。イイっすね。
僕が買ったのはギンガムの色違い(写真左上)なんですが、全然長さが違う(笑)

R:シアサッカーのクレイジーストライプ(写真中)は、見事にお揃い(笑)
かなりおかしな人に見られる感じですが。

U:周りもみんな買ってて『THE CRAZY STRIPES』なんて名前の合コンチーム作ってましたね(笑)

<スタイリストジャパン(The Stylist Japan)のシャンブレーBDシャツ>

R:スタイリストジャパンのシャンブレーシャツは、去年の秋冬に赤だけ買ったんですが
キャリーされて春夏の最後にセールになったんで、残りの2色を捕獲(笑)
まだタグもついたままですが…

U:これは僕も全色買いしてます(笑)
シャンブレーって、なにげに使えますからね。
でも真っ先に買った黒が一番着てないかも…。

<スタイリストジャパンの化繊BDシャツ>

U:スタイリストジャパンの化繊コードレーンシャツ。黄色ですね。

R:あぁ、古着屋で見かけるような素材感の。

U:そうそうそう。コットンが一切含まれていないんで、洗ってもぜんっぜん縮まないからサイズ感が少し大きく感じます(笑)。
サラっとした着心地なんで、梅雨時は特に重宝しました。

R:ところでスタイリストジャパンのシャツ、これで何枚目?

U:まだほんの5枚目です(笑)

<ラルフローレン(Ralph Lauren)のストライプBDシャツ、カーディガン、ポロシャツ>

U:春夏は色モノを買う機会が多くなって。
ラルフローレンの黄色のストライプシャツ(写真左)です。
グリーンのカーディガン(中)と一緒に着てたりしました。

R:毎年暖かくなってくると色モノを着たくなるもんなぁ。
このカーディガンはエジプシャンコットンのヤツだよね?黄色なんかもあって。

U:そうです。黄色とかオレンジとかがありましたね。
これがねぇ、良かったですよ。値段も安いし。
かなり重宝しました。

R:僕は同じくラルフローレンのボーダーポロ。定番ですが。
鹿の子のポロシャツがあんまり好きじゃないんで、ちょっとオヤジっぽいですが、ピーマコットンの柔らかい方です。
あと胸が刺しゅうじゃなくて、ポケットだったのもポイント。ロゴ嫌いには、これくらいが丁度いい(笑)

U:ピーマコットンのポロ、よく着てますもんね。

<ネクタイ>

U:ネクタイも結構買ってますね。ラルフが多いですが。
マドラスチェック(写真左・左中・中)と、意外に活躍したのはこのペイズリー(写真右中)。これを見た瞬間に、この春夏の感じが決まりました(笑)
あとはディストリクトオリジナルのパッチワーク(写真右)ですね。柄は飛ばしてるけど、意外に着けやすい。スタイリストジャパンのシャンブレーシャツにこれをして、パーカー羽織ったり。

 

R:僕もマドラスとパッチワークをそれぞれラルフで(写真左・左中)。
あとはLiquor,woman&tearsで買ったバーカーブラック(Barker Black)(写真右中)。例のスカルが小紋風に入ってて。
すごくカッコいいんだけど、色めが昔のエルメスみたいで意外に合わせづらい…。
あと、このボーダー(写真右)はアレキサンダー・オルチ(Alexander Olch)。ニットタイなんだけど
張り合わせみたいなディテールが面白いし、ちゃんと大剣のある感じが珍しいかなって。

<ディッキーズ(Dickies)の875>

U:ディッキーズの875。定番の874をワイドストレートにしたような感じなんですが、これが調子良くて。
「色ち買い」です。「サイズち買い」もしてます(笑)
安いんだもん。

R:世間は股上浅い方に流れてるのに、逆行だ(笑)

U:これはホントよく穿いてます。

<エンジニアド ガーメンツのパンツ>

R:ガーメンツの、生地から作ったグレンチェックのパンツ。
パープルが入ってる独特な色合いがカッコいい。
これも共地のストールに合わせたりしてたかな。
カチっと穿くとゴルフな人に見えがちだから、ダラッと穿いてました。

U:シャツ生地ですしね。

R:ポケットにモノ入れるとズルズルになるのは、普段あんまりカバンを持たない僕にはキツかったんですが…。
ちなみにこれは飽きたら、ショートパンツにカスタムする予定です。

<kolorのブサイクパンツ>

R:kolorの通称ブサイクパンツ(参照)です。
これ(写真左)は、ヘリンボーン好きにはたまらない。
ただ僕が穿いてると古着にしか見えないみたいです(笑)

U:これはイイですね。僕も今季ディストリクトが再販したのを買おうか悩んでます。

R:もう一本(写真右)はバーバリークロスみたいなナイロンっぽい感じのブサイクパンツ。
セールで恐ろしいくらい安くなったんで、救済してきました(笑)

<ラルフローレンのシアサッカーパンツ>

R:やっぱ夏はオシャレにシアサッカーって思ったんだけど、結局ほとんど穿かなかった。

U:それは僕も同じの持ってるんですが、意外に難しいですよね。

R:これも最終的にはショーツにしちゃおうって。基本パンツ買うときは、最後は切っちゃうことを考えてる(笑)

<ブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)のギンガムパッチワークのショーツ>

R:古着屋でデッドストックでみつけた
ブルックスブラザーズのギンガムパッチワークのショーツ。
USAメイドで結構古いもの。これは同型のマドラスパッチワークタイプも古着で買って持ってるけど、今こういうの作ってくれたら間違いなく買うんだけどなぁ。

U:これ、イイですよね。でもパンツたくさん買ってるなぁ…

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