マスタードの入れもの探訪 #2:ARC’TERYXの『MANTIS 26』

by Nobuyuki Shigetake and Mastered編集部

ウィークデイの仕事から休日のアウトドアアクティビティまで、バッグは僕らにとって欠かすことができない相棒的アイテム。
コーディネート全体を彩ってくれる色合いやグラフィックに凝ったもの、洋服の邪魔をしないミニマルなものなど、見た目で選ぼうとしても種々様々だし、さらには容量や機能面まで考えると本当に千差万別だ。
大人気の『無地T MANIACS』、『マスタードのパンツ辞典』に続く本連載『マスタードの入れもの探訪』では文字通り、Mastered編集部が独断と偏見でレコメンドする、古今東西の”入れもの”の数々をご紹介。第2回は、カナダ発のアウトドアブランド・ARC'TERYX(アークテリクス)の『MANTIS 26』をピックアップします。

ARC’TERYXの『MANTIS 26』

さまざまなアウトドアフィールドで培った技術や経験を基盤に、デザイン、パフォーマンスに拘った最高品質の製品を生み出し続けてきたARC’TERYX。今回、そんな同ブランドからピックアップするのは、本格的な登山向けバックパックと、都市生活者向けのバックパックのちょうど中間とも言える、高い汎用性が魅力的な『MANTIS 26』。

基本情報
ブランド:ARC’TERYX
アイテム名:MANTIS 26
カラー展開:Aeroponic、Black、Exosphere、Gravity、Pilot
税込価格:18,700円
サイズ:横幅26.5cm、縦幅42.5cm ※編集部調べ
容量:26リットル ※PC収納付き

アウトドア由来のテクニカルさを持ち合わせた普段使いにもぴったりなバックパック

クライミングや日帰りのハイキングからタウンユースまで、幅広いシーンでの活躍を期待できるこちらのバックパックは、ARC’TERYXらしいミニマルなデザインでありながら、機能的な要素が豊富に詰まっています。

■レコメンドポイント

メインポケットはどちらのサイドからもアクセスが可能。

内側にはラップトップや書類を収納できるインターナルポケットを装備。

メインポケットの他にも、荷物を整理しやすい複数のポケットが付いています。また、内側の生地はライトグレーで統一されており、荷物の視認性も◎。

ショルダーストラップはやや太く、安心・安全な背負い心地。

サイドのメッシュポケットにはボトルやグローブ、コンパクトなアウターシェルなどを収納できます。

ディテール & シルエットチェック

素材には高強度なN420pナイロンを採用。

ジッパータブを全てのジップに完備。尚且つ、ダブルジップ仕様。

背面にはクッション性の高いメッシュパッドが採用されている。

フロント。

サイド。

バック。

実際に背負ってみた感想

日頃からリュック派の編集K(身長:183cm)

「日常使いという観点から見ると、必要なものは大体収納できるけど大きすぎず、程良いサイズ感ですね。それでいて背負いやすい。あとは、内側の生地の色がライトグレーなのが結構ありがたいかも。鍵とか名刺入れとか、行方不明になりがちな小物類が見えやすいですよね。汚さないように気をつける必要はありそうですが……」

総評:星4★★★★☆

背負いやすさ:■■■■□
頼り甲斐のあるショルダーストラップと芯が入った背面のパッドのおかげです。

汎用性:■■■■□
さまざまなカラーがありますが、このミリタリー調のカーキがオススメです。

収納容量:ちょっと ■■□□□ たくさん
多くはないですが、普段使いならこれくらいがちょうどいいです。

コストパフォーマンス:お値打ち ■■■□□ ラグジュアリー
高い完成度の割にはお値打ちです。

【お問い合わせ先】
ARC’TERYX CALL CENTER
TEL:03-6631-0833
https://arcteryx.com