EYESCREAM.JPが「日本で一番格好良く古着を着こなすショップ」として絶大な信頼を置くLABORATORY/BERBERJIN®と共に送る連載『すべらない古着』。「あの人、古着にやたらと詳しいけど、格好はダサいよね」なんて間違っても言われることが無いような、今の気分にぴたりとハマる古着とその着こなしを基礎知識とあわせて紹介していくことを目的に、毎月、お題を1つ設定し、テーマに沿ったクールな古着を全4週に渡って掲載していきます。
今月のテーマは「スウィングトップ」。ガイド役は今週ももちろんこの人。LABORATORY/BERBERJIN®のブログでもおなじみ、MTBこと的場さんです!
■『すべらない古着』 スウィングトップ編 その4
さて、前回はあまりウンチクの無い回になってしまいましたので、最終回となる今回は[Ralph Lauren(ラルフ ローレン)]の数あるヴィンテージアイテムの中でも、最もハイプライスで取引されることで知られる1992年のアイテム、”92モデル”のスウィングトップをご紹介します。
世界的に有名な、NYはブルックリンの[Ralph Lauren]愛好家集団、LO LIFE(Lauren Life)の誕生のキッカケになったとも言われている92モデルですが、こちらは、その代表的アイコンである”WING FOOT(P WING)“のスウィングトップ。
基本的にLO LIFEや、世界中のコレクター達の間で交換され、仲間内をぐるぐると回っているようなアイテムでして、ほとんど店頭に並ぶことはありません。
それ故、128,000円 + 税という驚きのプライスになっていますが、NYのヴィンテージショップに並んだ場合には、もっと高額になると予想されます。
未だに世界中にコレクターが存在する、”すべらない古着”の名に恥じない1着ですね。
バルセロナオリンピックの時期に製作されたアイテムだけあり、92モデルはスポーティーなデザインが特徴的。なので、コーディネート的には、なるべくスポーツから縁遠いモノをセレクトするのがポイントです。
今回は[blackmeans]の革パンをチョイス。コレクターズピースとはいえ、折角購入したからには、上手く現代のストリートに落とし込んで着てあげた方が洋服も喜ぶのではないでしょうか。
まぁ、”もうすぐリオも開幕しちゃうね!”
的な。
それではまた来週!
MTBの愛称で親しまれているLABORATORY/BERBERJIN®のGM(ゼネラルマネージャー)。豊富な古着の知識と爽やかな笑顔で業界内でも厚い信頼を寄せられているイカしたお兄さん。