EYESCREAM.JPが「日本で一番格好良く古着を着こなすショップ」として絶大な信頼を置くLABORATORY/BERBERJIN®と共に送る連載『すべらない古着』。「あの人、古着にやたらと詳しいけど、格好はダサいよね」なんて間違っても言われることが無いような、今の気分にぴたりとハマる古着とその着こなしを基礎知識とあわせて紹介していくことを目的に、毎月、お題を1つ設定し、テーマに沿ったクールな古着を全4週に渡って掲載していきます。
今月のテーマは「スウェット」。ガイド役は今週ももちろんこの人。LABORATORY/BERBERJIN®のブログでもおなじみ、MTBこと的場さんです!
■『すべらない古着』 スウェット編 その3
スウェット編、第3回目となる今回は、こちらも言わずと知れた王道中の王道、ハーバード大学のヴィンテージスウェットをご紹介。[Champion(チャンピオン)]が1960年代に製造していたモノです。
昔から変わらず価値があるとされてきたモノで、古着屋にとっては無くてはならない存在と言えると思います。
なので、古着屋では常にレコメンドされている、まさしく”すべらない古着”なんですが、僕らとしては、こういう古い時代のモノだからこそ、ウンチク抜きにして、ファッションとして見てもらいたいなと思っています。
単純にモノとして見れば50年以上が経過しているのですが、この生地の風合いは今見ても、抜群に格好良いですよね。
古いモノですので、当然数は少なく、XLサイズは更に希少。まぁ、XLとは言え、90年代のリバースウィーブのXLとは訳が違うので、ジャスト~少し大き目くらいの感覚で着ることが出来るかと思います。
着こなしとしては前回と同じく、これに[ROLEX(ロレックス)]のヴィンテージだとか、昔のジャックパーセル、チャックテイラー辺りを合わせてしまうとあまりにもガチガチなので、例えば古着に全然詳しくない女性が「良く分からないけどカワイイ!」ぐらいの気持ちで合わせている方が逆にクールなのかなと。
まぁ、”私のカレはチャンピオン!”
的な。
それではまた来週!
MTBの愛称で親しまれているLABORATORY/BERBERJIN®のGM(ゼネラルマネージャー)。豊富な古着の知識と爽やかな笑顔で業界内でも厚い信頼を寄せられているイカしたお兄さん。