EYESCREAM.JPが「日本で一番格好良く古着を着こなすショップ」として絶大な信頼を置くLABORATORY/BERBERJIN®と共に送る連載『すべらない古着』。「あの人、古着にやたらと詳しいけど、格好はダサいよね」なんて間違っても言われることが無いような、今の気分にぴたりとハマる古着とその着こなしを基礎知識とあわせて紹介していくことを目的に、毎月、お題を1つ設定し、テーマに沿ったクールな古着を全4週に渡って掲載していきます。
今月のテーマは「90’s ロックTシャツ」。ガイド役は今週ももちろんこの人。LABORATORY/BERBERJIN®のブログでもおなじみ、MTBこと的場さんです!
■『すべらない古着』 90’s ロックTシャツ編 その4
第4回目となる今回は誰もが青春時代に一度は通る道、Green Dayの世にも珍しい1枚をご紹介。こちらは、1994年に彼らの3rdアルバムとしてリリースされた大出世作『Dookie』と同時期に作られたTシャツです。”Basket Case”が入っているアルバムと言えば、分かりやすいですかね。
“Dookie”の文字が入っているので、恐らくアルバムの関連グッズだとは思うのですが、正直言ってフロントのグラフィックが果たして何の絵であるのか、『Dookie』と何の関係があるのか、当時の資料等にも載っていないTシャツなので、皆目見当もつきません(笑)。でも、こういった珍品がたまに出てくるのも、ロックTシャツならではの面白さの1つ。
もちろん、『Dookie』のアートワークを使ったTシャツもたくさんありますが、このラフすぎるイラストの感じが古着好きからすると逆にヤバイので、絶対にすべりませんね。
長年ロックTシャツを見てきた僕らでも、これまで見たことが無かったような珍品ですので、コーディネートはシンプルに。[F-LAGSTUF-F]のコートと70’sのヒッピーデニムをさらっと合わせて、主役はあくまでTシャツで。
まぁ、”あの頃は良かったよね!?”
的な。
それではまた来月!
MTBの愛称で親しまれているLABORATORY/BERBERJIN®のGM(ゼネラルマネージャー)。豊富な古着の知識と爽やかな笑顔で業界内でも厚い信頼を寄せられているイカしたお兄さん。