EYESCREAM.JPが「日本で一番格好良く古着を着こなすショップ」として絶大な信頼を置くLABORATORY/BERBERJIN®と共に送る連載『すべらない古着』。「あの人、古着にやたらと詳しいけど、格好はダサいよね」なんて間違っても言われることが無いような、今の気分にぴたりとハマる古着とその着こなしを基礎知識とあわせて紹介していくことを目的に、毎月、お題を1つ設定し、テーマに沿ったクールな古着を全4週に渡って掲載していきます。
今月のテーマは「90’s ロックTシャツ」。ガイド役は今週ももちろんこの人。LABORATORY/BERBERJIN®のブログでもおなじみ、MTBこと的場さんです!
■『すべらない古着』 90’s ロックTシャツ編 その2
前回ご紹介したRadioheadはSUMMER SONIC 2016のヘッドライナーということで、今回はFUJI ROCK FESTIVAL ’16のヘッドライナーである、ご存じRED HOT CHILI PEPPERSの1枚をご紹介。
Radioheadの際にお話したように、最近、世界的に90’sのロックTシャツの相場が上がりつつあるのですが、その中でも顕著なのが、RED HOT CHILI PEPPERSのアイテム。
年代的には彼らの5枚目のアルバム『Blood Sugar Sex Magik』がリリースされた頃に作られたモノです。フロントのグラフィックを手掛けているのは、RED HOT CHILI PEPPERSファンにはおなじみのタトゥーアーティスト、Hanky Panky。
このTシャツの何がそんなにヤバイのかと言うと、バンドのオフィシャルアイテムでコピーライト表記が付いているにも関わらず、「ロンT」であるということ。
RED HOT CHILI PEPPERSのTシャツは世にたくさんありますが、配色の柄でロンT。これは本当に珍しくて、滅多に見つからないと思います。しかも、コピーライト表記付きで、グラフィッカーはHanky Panky。
最高にクールです。
着こなしとして、気を付けるべき点は、なるべくレッチリっぽく着こなさないこと。これにバスパンなんかを合わせてしまうと、あまりにも”まんま”過ぎてNGです。
今回は[blackmeans]のセットアップに[GEORGE COX]のラバーソールを合わせて、少しUKっぽい雰囲気をプラス。これくらいのバランスが今の気分には丁度良いように思います。
まぁ、「フジロックもいっちゃうぞ!」
的な。
それではまた来週!
MTBの愛称で親しまれているLABORATORY/BERBERJIN®のGM(ゼネラルマネージャー)。豊富な古着の知識と爽やかな笑顔で業界内でも厚い信頼を寄せられているイカしたお兄さん。