「髪」に関する悩みをスパッと解決! 行列のできる髪型相談所 第20回

by Mastered編集部

毎回様々な「髪」に悩みを抱える、迷える子羊たちがヘアスタイリスト、フジイくんの元を訪れ、その悩みをスパッと解決してもらう『行列のできる髪型相談所』。

毎回様々な「髪」に悩みを抱える、迷える子羊たちがヘアスタイリスト、フジイくんの元を訪れ、その悩みをスパッと解決してもらう『行列のできる髪型相談所』。

今回の悩める子羊:谷内くん(会社員)

■お悩み内容:「レトロ感を出したい。」

前回の髪型相談もスパッと解決したところで、続いてやって来たのはヴィンテージのギター収集を趣味とする会社員、谷内くん。「お気に入りのギターは、1959年式Fender Musicmaster。テープエコーは1970年代Echoplex EP-3を使用する」というコメントからもビシビシとその熱が伝わって来るが、そんな彼のお悩み内容はギターだけで無く、髪型にもレトロ感を出したいというもの。

ビフォーフロント_

まずは恒例の髪型チェックからスタート。

あご下まで伸びきった髪は約半年間、放置している状態で、毛先の質感はバラバラになり、まとまりが無い状態。

ビフォーサイド_

加えて、耳後ろは毛量が増えやすい場所なのだが、メンテナンスが行き届いていないので、襟足付近にボリュームが溜まっており、バランスも悪い。

ビフォーバック_

そんな谷内くんにレトロ感を与えるべく、今回、私フジイカズキが提案した髪型はコチラ。

アフターフロント

題して”塩系男子の秋! フレンチセピアなヴィンテージパーマ!!”

アフターサイド_

アフターバック_

全体に平巻き(カットラインに対して平行に巻くパーマ)で横シルエットにボリュームが出るようにかけたパーマ。同時に襟足をすっきりとワンレングス(直線)にカットすることで、モッタリとした重いディティールをキープ。

今巷で流行っているスパイラスパーマとは違い、クラシカルな印象に仕上げた。リッジ感(カール具合)がとても緩やかなパーマなので、スタイリングもムースワックスをウェット状態で揉み込んで、あとは自然放置をするだけでOK。

普段髪にボリュームが出にくい人にもオススメしたい髪型となっている。

てな訳で、記念すべき第20回目のお悩みも難なく解決! 次回もお楽しみに!!

POSTED BY

フジイカズキ

AKAMEE所属の美容師。ヘアスタイリストとして活動しながら、外部でヘアメイクやアドバイザーもする。ストリートカルチャーに精通。また自身でストリートスナップも発信している。趣味は民族楽器。昭和生まれのニューエイジ系美容師。