「髪」に関する悩みをスパッと解決! 行列のできる髪型相談所 第8回

by Mastered編集部

毎回様々な「髪」に悩みを抱える、迷える子羊たちがヘアスタイリスト、フジイくんの元を訪れ、その悩みをスパッと解決してもらう『行列のできる髪型相談所』。

毎回様々な「髪」に悩みを抱える、迷える子羊たちがヘアスタイリスト、フジイくんの元を訪れ、その悩みをスパッと解決してもらう『行列のできる髪型相談所』。

今回の悩める子羊:トシ(会社員)

ビフォーフロント

■お悩み内容:「天パをマジでなんとかしたい。」

前回の髪型相談もスパッと解決したところで、続いてやって来たのはサラリーマンのトシ君。ストレートだが実に切実なお悩み内容である。しかも、これからやってくる梅雨時期には、更に深刻になること必至。

ビフォーサイド

そもそもなぜ梅雨時期に髪が膨らむのかというと、必然的に湿気が高まるので、髪の毛の中に必要以上に水分が入り込み、ブローして伸ばした髪もまたうねってしまうという訳。これを防ぐためには、髪の毛の表面(キューティクル)を保護し、髪の内部に入り込もうとする外部の湿気から髪をガードする事が大切。

ビフォーバック

とわいえ、実際のところ仕事の日の朝は時間も無いし、面倒に思ってしまう気持ちも分かる。トシくんと同じく「マジでなんとかしたい。」と思った人も少なくないだろう。そんな迷える子羊たちへ向け、今回、私フジイカズキが提案させてもらう髪型はコチラ。

アフターフロント

題して”白黒つけるぜ! コントラスト刈り上げスタイル”。

アフターサイド

タイトル通り、最近街で良く見かける「グラデーションの刈り上げスタイル」では無く、髪が「あるか無いか」を極端に差を付けて魅せる刈り上げスタイルである。

アフターバック

「無い」部分は0.4mmのバリカンでガッツリ。スキンヘッドに近いイメージで、髪が「ある」部分の黒さを際立たせる。また、バックシルエットを「V字」にする事で、少しとんがったイメージを強調。

クセの出るワンカールに満たない長さ設定を行うことで、「天パ」の悩みを解決した。ドライの際は髪を引っぱりながら伸ばし、ワードワックスでシルエットを整えた後、ハードスプレーでパリッと固めればセット完了。こうする事で自然と表面がコーティングされるので梅雨対策にもなるのだ。

てな訳で、今回のお悩みも難なく解決! 次回もお楽しみに!!

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フジイカズキ

AKAMEE所属の美容師。ヘアスタイリストとして活動しながら、外部でヘアメイクやアドバイザーもする。ストリートカルチャーに精通。また自身でストリートスナップも発信している。趣味は民族楽器。昭和生まれのニューエイジ系美容師。