松尾:昔からスケベで、性への好奇心も強くて、プライベートでもそれなりの経験をしててっていうなら納得が出来るんです。でも、園田さんの過去の話を聞いていると、全くセックスと結びつかない。でもね、ヤルとあなたはすごいんです(笑)! 何でなんですか?
園田:うーん、もうその時はそういう人格なんですよね。園田みおんの時はスイッチが入るし、こうやって沢山喋ることも出来るけど、そうじゃ無くなった瞬間に喋ることさえ出来なくなる。特に意識している訳では無いけど、昔からそういう部分はあって、例えば彼氏といる時は「彼氏用の自分」だし、友達の時は「友達用の自分」、親の時は「親用の自分」。それを勝手に頭の中で切り替えてるんだと思います。
松尾:まぁ、誰しもがそういう部分はあると思うけど、園田さんの場合はそれが極端なんだろうね。色々な君がいて、そこも魅力の1つなのかなとも思うし。AVの園田さんしか知らない人は、イベントで会ったりするとまた印象が違うかもね。
園田:あ~イベントは特にそうかもしれませんね。イベントって自分の時間を割いて来てくれている訳だから、やっぱり全員に楽しんで帰って欲しいなと思いますし。でも、家でやってるツイキャスとかは大体こんな感じですよ(笑)。見たくないんだったら見なきゃ良い訳だから。
松尾:園田さんの言う事は全部正論なんだけどさ、それをここまでぶっちゃけて言う人ってあまりいないんだよ(笑)。
園田:キャラも大事だとは思いますけどね。でも、それよりも普通に話したいし、ラフな自分でいたいんです。
松尾:建前というか、そういうのが大事って感覚はあるんだよね。嫌いなだけで。
園田:そうそう。そのままを見て欲しいんですよね。そうしないと自分も疲れちゃうから。
松尾:という訳で、この辺りの話をもっと深く知りたい方は、先日リリースされたばかりの『ポルノスター』をチェックしてもらえればと!
園田:(笑)。でも本当に見て欲しいな。さっき、ちょっと見せてもらったんですけど、すごく面白かった。
松尾:AVの世界ってさ、「よーいスタート!」って始まった後のモノしか、基本的には残らないんですよ。だけど、今お話してもらったように、実際の園田さんは違う一面を持っていますよね。園田さんだけじゃなく、大抵の人は持っていると思うんです。僕はそういう部分も含めて、AV女優さんのことを好きになって欲しいんです。もちろん、上辺しか見たくないって人の気持ちも分かるけれど、色々な面があっての園田さんじゃないですか。なんか上手く説明出来なかったですが、『ポルノスター』を見たら園田さんのエロさは分かりますので。
園田:そうですね、全部が分かる訳では無いかもしれないけれど、見れば多少なりとも園田みおんの事は分かる。見なきゃ分からない。なので皆さん、ひとまずサンプルだけでも(笑)。