カンパニー松尾の「華麗なるおっぱい」 園田みおん編

by Keita Miki

スニーカーや古着と同じく、男ってやつはとにかく「おっぱい」に弱い。では、そんな僕らが夜な夜なお世話になっている"華麗なるおっぱい"は、一体どのように世に生れ落ち、どのような経緯を辿って我々の目の前に現れることとなったのか。もちろん、それが作中で語られている大人のビデオだって、たくさんあるにはあるのだが、そんなものは大抵早送りして、見もしないってのが男の性である。
けれども、そこには様々な価値観や考え、そして人生とストーリーが詰まっている。我らがハメ撮り隊長ことカンパニー松尾による人気連載『カンパニー松尾の「華麗なるおっぱい」』は、毎回、1人のAV女優にフィーチャーし、文字通りその"華麗なるおっぱい"の真相に迫っていくという、時に楽しく、時にちょっぴり切ないインタビュー企画(巻末にはカンパニー松尾による最近お気に入りの"カレー"を紹介するオマケ付き!)。
第5回となる今回、ゲストとして登場してくれるのは、園田みおん。
※過去の 「華麗なるおっぱい」はこちらから。

Interview:Company Matsuo、Text&Edit:Keita Miki、Photo:HMJM、Starring:Mion Sonoda

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やらないで後悔するよりはやって後悔した方が良いんじゃないかなって。やらないと分からないし、やってから学ぶことの方が多いじゃないですか。(園田みおん)

松尾:まずはお決まりの質問から始めていきますね。現在、年齢はおいくつですか?

園田:21歳です。

松尾:この間、初めて撮影させて頂いたんですが、事前に園田さんってどんな人なのかなって検索するじゃないですか。するとこう、バシっとした、キメキメ系のイメージで……。

園田:良く言われます(笑)。写真だけだと、なんかすごく強い感じで、イケイケみたいな先入観を持たれてしまうんですよね。

松尾:でも、実際に現場に行くと全然そんなことは無くて。第1印象は良い意味で「良く出来たAV女優さんだな」と思いました(笑)。まず、ポージングが抜群に上手いんですよね。パッケージの撮影からスタートしたんですが、園田さんはカメラマンに言われなくても自分で動けるんです。あとは、とにかく乳がデカい。割にウエストが細い。男にとっては理想的な体型ですね。いきなりですが、生まれはどちらですか?

園田:神奈川県です。

松尾:小さい頃はどんな子供だった?

園田:とにかく人見知りでした。他人と話すことが本当に苦手で、いつもお母さんの後ろに隠れて、顔も見せない、みたいな。典型的な人見知りって感じでしたね。

松尾:全然想像がつかないですね(笑)。

園田:同年代の友達とかなら全然大丈夫だったんですけど、”対大人”となると何を喋って良いのか分からなくなっちゃって。写真を撮る時も常に真顔でしたね、上手く笑えなくて。写真が嫌いで、ピースをした記憶も無いです。目立つことが嫌いな、大人しい子供だったと思います。

松尾:何か習い事とかはしてたんですか?

園田:新体操をやってました。おばさんの知り合いが新体操のクラスを新しく開くからって、今で言う”仕込み”的な感じで強制的に入れられただけなんですけど(笑)。

松尾:楽しめてたの?

園田:いや、どちらかと言うと、辞め時が分からなくなっちゃって……。

松尾:なるほど。でも、新体操ってやってると何となくプラスになりそうじゃないですか?

園田:体が硬くてダメでした。全然足も開かなくて。特にこれといった変化は何も無かったですね。

松尾:でも、大人になるに連れて、着実に女の子にはなっていく訳で、そういう中で活発になる部分とかもあったのでは?

園田:うーん、活発……。

松尾:無さそうですね(笑)。じゃあ逆に何してたんですか?

園田:とにかく他人に合わせてたんじゃないですかね。クラスのリーダーじゃないけど、そういう子に合わせるというか。あとは絵を描いたりとか。休み時間は絵を描いて過ごしていて、外に遊びに行くことはほとんど無かったです。他には、図書室に行って、本を読んだりとか。そんな感じの毎日でした。