サルでも分かる!『いまさら聞けないファッション用語辞典』第22回:メゾン。

by Mastered編集部

「ほんとは意味を知らないけど、わざわざ人に聞くのもなんか寒いな」というファッション用語をわかりやすく楽しく解説する『いまさら聞けないファッション用語辞典』。今週解説する言葉は ”メゾン”。

「ほんとは意味を知らないけど、わざわざ人に聞くのもなんか寒いな」というファッション用語をわかりやすく楽しく解説する『いまさら聞けないファッション用語辞典』。今週解説する言葉は ”メゾン”。

【第22回】メゾン(maison)

MAISON_fin

Illustration:HONGAMA
Instagram:@hongama56

[名詞]
1:家。住宅。
2:商店。会社。

maisonとはフランス語で、家、住宅という意味です。また、会社、店という意味もあり、ファッション業界では主に、ブランド、メーカー、会社の事を指します。つまりビッグメゾン、トップメゾンとなると、ビッグブランド、トップブランドという意味になります。明確な定義はなく何を持って最高ランクのブランドとするかは解釈によりますが、シャネル、エルメス、ルイヴィトン、クリスチャン・ディオールなどは、一般的な認識としてビッグメゾンに分類されると言えるでしょう。メゾン系のブランドが〜、という表現が会話の中で出てきたらトップレベルのハイブランドの話をしてると思えば間違いないです。

それでは例文へ。


店員「このアイテムは、いままで多数のトップブランドとコラボレーションしてきた定番モデルなんですよ。」
客「数々のビッグメゾンに愛される名作ということですね。」

解説:先ほど挙げたようなブランドをまとめて総称できるので便利です。わざわざメゾンと言い換えて、分かってますよ感を演出しています。

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男A「メゾン〜なんとかって名前のブランド最近多くない?」
男B「大家さんは、横文字に弱いらしいよ。確かに◯○荘とかより、メゾンとかハイツとかレジデンスとかヴィラとかの方がおしゃれな感じするもんな。 」

解説:本来の意味としては間違ってないのですが、ブランドと言っているので、ここは、ファッションブランドの話をしていると察して欲しいところです。

これでメゾンは覚えられましたね! 次回もお楽しみに。