お洒落な人はやっぱり自転車もお洒落だった!ファッション業界のみならず、各方面の第一線で活躍する方々の自転車とそのファッションをスナップして、ややエンスー気味に動画と連動してお届けするこちらの企画。今回は、下北沢の老舗古着ショップ「ゲートワン(GATE-1)」のショップスタッフ松尾淳弥氏と、その愛車『マングース(MONGOOSE)』の”SUPER GOOSE”が登場です!!
#13 松尾淳弥(ゲートワン ショップスタッフ)
80年代のいわゆるオールドスクールBMXを8台以上も所有する松尾氏が今、最も気に入っているのがこちら。BMXの元祖であり、少年達のあこがれの的であったマングースを代表するモデル”SUPER GOOSE”です。■Bike Spec
フレーム: MONGOOSE “SUPER GOOSE “82′
リム: CMC PRO STEEL RIM 36H
ハブ:SHIMANO
ハンドル : SCREAMIN’ V-BAR
ペダル: KKT
ブレーキレバー : DIA-COMPE
ブレーキキャリパー : SHIMANO
サドル: MONGOOSE PAD SEAT REPLICA
チェーンリング: SUGINO
クランク: UNKNOWN
ステム: NITTO
グリップ: A’ME
さて、皆さんお待ちかね。自転車を少々マニアックにチェックしていきましょう。自転車の印象を左右するクランク周りには、国内老舗パーツメーカー『スギノ(SUGINO)』のもの、ペダルには現在は生産をしていない極東製作所の自転車パーツブランド『KKT』のものと、それぞれヴィンテージパーツをチョイスしつつ、サドルは、ヴィンテージではなくレプリカ。ヴィンテージのかたちを承継しつつ、座り心地を確保しています。
そして、特筆すべきはそのホイール。大胆に肉抜きが施されたこのリムは、当時、”SUPER GOOSE”に付いていたものなのだとか。使用するにはこのリム専用のリムテープ(=リムの内側に張るテープのこと)が必要で、今では滅多に手に入らないレアな逸品を、実際に使用してしまうという心意気には、いやはや頭が下がります。
こんな素敵な1台を所有しながらも、現在、松尾氏は、新しいフレームを手に入れたばかり。出来上がったらそちらもぜひスナップしたいところですね。それではまた来週!