お洒落な人はやっぱり自転車もお洒落だった!ファッション業界のみならず、各方面の第一線で活躍する方々の自転車とそのファッションをスナップして、ややエンスー気味にお届けするこちらの企画。今回は『ロリンザ(LORINZA)』の企画を担当する有江明氏と、その愛車『クライン(KLEIN)』のロードバイクが登場です!
#21. 有江 明(ロリンザ 企画)
何台もの自転車を乗り継いできたという有江氏に今回紹介していただいたのは、アルミの大口径チューブをフレームに用いた美しい溶接、塗装で一世を風靡した自転車ブランド『クライン』のロードバイク。2009年には、ブランド自体が完全消滅したのですが、未だに根強い人気銘柄です。
そんな1台には、ちょっとモードな香りも漂うロリンザらしいカジュアルスタイル。『チャコ(Chaco)』のスポーツサンダルから組み立てて、パンツはショーツやクロップドパンツではなく、フルレングスのスラックス!この絶妙なバランスは、さっそく取り入れていきたいところですね。
■Bike Spec
フレーム:KLEIN
フォーク:KLEIN
ステム:BONTRAGER
クランク:SHIMANO “ULTEGRA”
チェーンリング:SHIMANO “ULTEGRA”
ペダル:TIOGA “PDL055”
サドル:DIXNA
ホイール:BONTRAGER
ブレーキ:SHIMANO “ULTEGRA”
ブレーキレバー:SHIMANO “ULTEGRA”
それではみなさんお待ちかね。気になるパーツ構成を少々マニアックにチェックしていきましょう。まず、ロードバイクのキモとなるクランクやディレイラーなどの駆動部分、いわゆるコンポーネントには自転車パーツで世界を制したとも言われる国内メーカー『シマノ(SHIMANO)』の “ULTEGRA”をチョイス。シマノが作る最高峰モデル”DURA-ACE”よりも好んで使用する愛好家も多いモデルを選択したあたり、さすがですね。
さらに、ペダルには、ハードライディングから街乗り用まで幅広くカバーするブランド『タイオガ(TIOGA)』の隠れた名品”シュアーフット コンパクト”、さらには、優れたパフォーマンスのハイレベルなパーツサプライで知られる『ボントレガー(BONTRAGER)』のホイール&ステムなど、玄人好みのパーツセレクト!それもそのはず。有江氏はこのロードバイクで、箱根の峠まで行ったり、長距離のツーリングを楽しんでいるそう。自転車を乗っているからにはポーザーで終わらず、乗りこなしていたいものです。
本格派ロードバイクと、サンダルをメインに据えたスラックススタイル。さて、今回のスナップはいかがだったでしょうか?ロリンザのメンバーは、みな自転車好きとのことですので、他のスタッフの方にもスナップをお願いしたいところです!それではまた来週!