先月のバズワード 「#Presidential」

by Mastered編集部

世はインターネット時代。次から次へと新しい言葉が生まれ、そして消えていく、なんとも忙しい時代ですが、そんな時代の荒波を華麗に乗りこなすべく、"先月海外で流行った言葉(=バズワード)"を海外の様々なカルチャーに深く精通するAkeem the Dream氏に解説してもらうのが、この連載『先月のバズワード』。

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世はインターネット時代。次から次へと新しい言葉が生まれ、そして消えていく、なんとも忙しい時代ですが、そんな時代の荒波を華麗に乗りこなすべく、”先月海外で流行った言葉(=バズワード)“を海外の様々なカルチャーに深く精通するAkeem the Dream氏に解説してもらうのが、この連載『先月のバズワード』。

第8回(2016年9月のバズワード)でお勉強するのは「#Presidential」であります。

■先月のバズワード 第8回「#Presidential」

ドナルド・トランプという男の信じられない様な発言と行動が先月も毎日の様に世間を騒がせた。

彼の発言が酷ければ、酷いほど、ニュースになり易く、毎日のようにメディアが埋め尽くされる事によって、本当の問題についての議論がなされない今年の選挙戦にはアメリカ国民も、さぞうんざりしていることだろう。

先月行われたディベートにおいては政策についての議論なぞ微塵もなく、お互いのスキャンダルについての揚げ足の取り合いが目立った。この絶望的な大統領候補のディベート時に溢れ出たインターネット・ミームの中でも爆笑だった物を幾つかご紹介したい……。

ディベートの内容を的確に要約。

この人のようにディベートを見て、気分が悪くなった人も多かったはず。

こっちの方が的確かも……。

あんなディベートを見せられたら、こーもしたくなりますわね。

ドナルド・トランプの頭の悪い、ディベート用メモ(笑)。

ヒラリーのディベート時のファッションがまさかギャングスタラップのファッションに似ていたとは(笑)!
でも、ヒラリーのトランプへの潰しは確かにギャングスタそのものでした。

アメリカ国民のディベートについての感想はこの男性の顔を見れば明らか。

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もはや、アメリカの定番EMOJIとなった、「涙のジョーダン」、全米がジョーダンと同じ悔し涙を流したディベート・ナイト。

ディベート後もトランプは、税金逃れ、女性蔑視、セクハラ、人種差別、虚言、脅しなど、危険信号のメリーゴーランド状態だ。国のリーダーシップという大きな責任を請け負う大統領たる者、冷静さと辛抱強さ、精神的な深みやスタミナなど「Presidential(大統領の)」気質を持ち合わせないとできない仕事であるはずだが、トランプの振る舞いは「Presidential」どころか、小学生かそれ以下のレベルと言っていいだろう。

僕たちが生きている間に目撃したアメリカの大統領の中で一番その振る舞いが「Presidential」であったのはオバマさんであろう。これを今度、ヒラリーさんに覆して欲しいと切に願う。

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POSTED BY

Akeem the Dream

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