1895年にフランスのリュミエール兄弟によって発明されたとされる映画。それとほぼ同時期に始まり、1907年にはハードコア・ポルノが製作された。つまりは映像史とポルノ史は平行線を辿ってきている。本展は『ポルノ・ムービーの映像美学』(長澤 均 著)の刊行を記念し、様々な資料とともに過去100年間のエロティック・フィルムの歴史を紐解いていく。これまで語られることの少なかった欧米のポルノ映画史をトークショーなどの併催とともに立体的に展示・紹介していく。セクシュアルでありながら面白く、キッチュで、さらには映像美学に満ちた名作・奇作の数々。男性のみならず女性も楽しめる内容だ。
「本展のためにポルノ・ムービー100年の歴史を20分程度にまとめた映像を特別上映します。書籍のほうを先にお読みになって、映画そのものを観たいと思った方には、ダイジェストながら非常に参考になるかと思います。」(長澤)
※本展には、一部性的あるいは暴力的な表現が含まれております。入場に際し予めご了承いただきますようお願い致します。
【関連イベント】
9月17日(土) オープニング・レセプション
18:00 – 20:00 入場無料
※どなたでもご入場頂けます。
9月18日(日) 河村康輔 | Kosuke KAWAMURA「ポルノ・コラージュ・ワークショップ」
18:00開場 18:30スタート
入場料 ¥2,500+1drink (展示観覧料込)
9月19日(月・祝) 特別対談:長澤 均 x 都築響一「エロ・カルチャーの達人ふたりによる世界のポルノ事情異聞奇聞。
18:00開場 18:30スタート 入場料 ¥1,500+1drink (展示観覧料込)
9月22日(木・祝) 特別対談:長澤 均 x 中原昌也「人生は映画に追いつけない!それでも僕らは必死にエロティック映画を追いかけている。」
18:00開場 18:30スタート 入場料 ¥1,500+1drink (展示観覧料込)
【ポルノ・ムービー・エステティカ /ポルノムービーの映像美学】
会期: 2016年9月18日 (日)― 23日 (金)
開館時間 : 12:00 – 20:00 (開催期間中無休)/18,19,22日はイベント開催の為、展示は17時まで
会場 : VACANT/2F(東京都渋谷区神宮前 3-20-13)
入場料 : ¥1,000 (ノベルティステッカー付)
主催 : VACANT
監修:長澤 均
制作:VACANT, papier colle
協力:早川 均, DESIGN UNDERGROUND, 沼野亮佑
※本展には、一部性的あるいは暴力的な表現が含まれております。入場に際し予めご了承いただきますようお願い致します。