毎回様々な「髪」に悩みを抱える、迷える子羊たちがヘアスタイリスト、フジイくんの元を訪れ、その悩みをスパッと解決してもらう『行列のできる髪型相談所』。
今回の悩める子羊:ダイゴ(古着屋スタッフ)
■お悩み内容:「普通に結ぶだけの髪型に飽きた。」
前回の髪型相談もスパッと解決したところで、続いてやって来たのは古着屋で働くダイゴくん。暑さに耐えきれず、最近は髪を結んでいる事が多いそうだが、普通に髪を結んでいるだけだとどうもパッとしないので、今流行りの”ちょい足し”でイメージを変えたいとのこと。
まずは恒例の髪型チェックから。肩にあたる位のミディアムヘアーだが、元々クセが強いので、髪が伸びている事にも気づかず、ここまで伸びきってしまったようだ。
ここで1つ補足を。男性が髪を結ぼうとする場合、髪の長さが短いと、結んだ際に余る部分の髪(おくれ毛)が出にくいので、最低でもダイゴくんくらいの長さは欲しいところ。加えて、髪が短いほどお団子になる部分は小さくなるので、そのバランスも考えた方がベターである。
そんな彼に今回、私フジイカズキが提案した髪型はコチラ。
題して”マンネリ脱却! 周りと差がつくちょい足しインナーカラー!”。
耳の上部分やバックにハイライトカラーを施すことで、適度にスジ感を強調。
他にも、小細工を施している。
ゴムを2本使用し、頭のハチより上をまずゴムで止め、残りの部分を1つ目の所に集めて束ねる方法を取ることで、
・結び目がズレにくくなる
・スソ周りがしっかりしまる。
というメリットがアリ。
普段のヘアに一手間加えるだけで、意外とこなれた感じは演出出来るもの。
長く伸びた髪を切ろうか迷っていた方は、ぜひ参考にしてみて欲しい。
てな訳で、今回のお悩みも難なく解決! 次回もお楽しみに!!
AKAMEE所属の美容師。ヘアスタイリストとして活動しながら、外部でヘアメイクやアドバイザーもする。ストリートカルチャーに精通。また自身でストリートスナップも発信している。趣味は民族楽器。昭和生まれのニューエイジ系美容師。