Photo:Takuya Murata | Interview&Text:Shu Nissen | Edit:Keita Miki
— 今回の連載のメインテーマは”香りと思い出”。Kaorukoさんの忘れられない香りや、香りにまつわる過去の思い出を教えてください。
Kaoruko:季節の変わり目の匂いってあるじゃないですか。私はもうすぐ春になる時の香りが好きで、上手く説明できないんですけど、洗濯日和の晴れた午後の暖かさと、少し湿度の混ざった感じというか。いつも中学校の頃を思い出しますね。新しい学年に上がるワクワクと緊張で、ちょっと学校に行くのが億劫でもあるような。いろんな学生時代の記憶が蘇ります。
— LE LABOの商品に限らず、普段の生活の中でキャンドルやフレグランスなど、香りにまつわるアイテムを使用することはありますか?
Kaoruko:昔はあまりこだわりがなくて、柔軟剤を選んで使ったりするぐらい。高校の時も香水は使ってませんでしたね。でも最近遊ぶ友だちはファッションに詳しい人が多いから、そういう繋がりでいろんなブランドを知るようになりました。すれ違った人からフワッと良い香りがすると、そろそろ私も意識してみようかな~と思ったりします。
— 『AMBROXYDE 17』を使用してみた感想を教えてください。
Kaoruko:お花っぽい香りよりも、男性でも使えるようなものが好みなので、ムスクの柔らかい印象が良いなと思いました。見た目も華やかすぎなくてシンプルだから、お部屋に置きやすいですよね。
— ラベルに好きな文字を入れてもらうことができるのもLE LABOの商品の特徴のひとつなんですが、これはなんて書いてあるんですか?
Kaoruko:この前リリースしたEPのタイトルで、”opal”。小文字にすると字面もキュッと寄ってて可愛い。収録されてる5曲ともジャンルがバラバラで、私の趣味とか好きな音楽が詰め込まれてるんですけど、オパールって石は光や角度で色が変わったり、何色にも見えたりするんですよ。香りもその日の気分によって、いろんな感じ方をするものじゃないですか。そういう意味でもリンクしてるなって思って、すごく気に入っています。
LE LABOのアイコン的パフュームの1つである『ANOTHER 13』の香りを表現した新たなクラシック キャンドル。
アンブロキシド、ムスク、各種ウッド、そしてモスの台座にのったいくつかのジャスミンの花びらの香りを感じることができ、何度でも嗅ぎたくなる香りが魅力的だ。
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