大人のための洗練されたハイエンドガーメントを提案する[MARKAWARE(マーカウエア)]の2016年春夏コレクションが公開された。
今シーズンのテーマは『カーキ』。イギリス軍、フランスからの入植者、そしてネイティブのトゥアレグ族やベルベル人など、多くの民族が集まった1940年代、北アフリカ戦線期の北アフリカ。イギリス軍の特に陸戦系の古着や、入植者が着ていたような綿麻素材のジャケット、砂漠の砂埃から身を守るダスターコートなど、それらの人々の装いや、彼らのエスニックなテイストをエッセンスとして取り入れたコレクションだ。
また民族性というひとつのキーワードを意識し、日本的な要素も盛り込まれた。素材の多くに和紙が使用されたほか、直線による構築的なラインも日本らしい。またサファリジャケットや、ロングシャツ、グルカパンツには、帯のような太めのベルトがつけられた。
全身をゆったりと包むイメージのワイドなシルエットが特徴的だが、その中にも同ブランドの洗練されたトラッドな雰囲気を漂わせる。メイド・イン・ジャパンに拘り、素材選びから縫製、加工に至るまで、すべてのアプローチを日本国内で行うというブランドのコンセプトに沿った洋服作りで展開していく。
【お問い合わせ先】
PARKING
TEL:03-6412-8217
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