シーズンテーマは”The Ugly Swan”。
”醜さ”という概念の価値、再定義を試みたコレクション。
「If this body will not act, I propose a vote of no confidence in Chancellor Valorum’s Leadership.」 Padmé Amidala
『Ugly Duckling(みにくいアヒルの子)』が醜さという概念の上に成り立つ物語であることを忘れずにいよう。
みにくいアヒルの子は、実は白鳥であったために美しい存在だったと定義づけられた。
自身を醜いと、誤った認識を持っていただけだった。
もしも、彼が本当に醜い存在で、醜いアヒルであったなら? 醜い白鳥であったなら?
何が彼を物語の主役とたらしめただろうという疑問が生まれる。
何がアヴァンギャルド・ファッションの象徴となるのだろう。
醜いから私たちは注目する。
しかし、醜さには独立した価値があり、形状の変化を必要としない。
NAMACHEKOは夢想的な空間を有した、機能主義建築を象徴する教会でコレクションを発表した。
醜さの価値を訴えかける。
歴史ある空間は人々で埋め尽くされ、様々な種類の音が反響する。
『Ugly Duckling(みにくいアヒルの子)』と同じだ。
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NAMACHEKO
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