Paradise Leeの『Welcome to Paradise』 – MADAM WOO OSAKA Day 1

by Keita Miki

国内外のファッションシーンを縦横無尽に横断するHechon Lee a.k.a Paradise Leeが、あらゆる”Paradise”に潜入し、その”リアル”をフォトリポートする新連載『Welcome to Paradise』。
栄えある第1回では、去る4月に大阪に出店したMADAM WOO OSAKAのグランドオープンに潜入。
まずは、2日間の潜入のうち、Day 1をお届けしていく。

Photo:Hechon Lee a.k.a Paradise Lee | Text&Edit:Keita Miki

「どれだけ世界が抑制されても、人の欲望は制御出来ない。去勢されない。解放されたい。快楽も裸も欲望も、封印するより、恥じるより、怖がるより、自分のものにした方が絶対に楽しい。そうだ、MADAM WOOに遊びに行こう」

この連載は今回が第1回目なので、まずは軽く自己紹介をお願いできますか。

ヘチョン・リーと申します。普段はサラリーマンをやっていて、たまに趣味でフィルムカメラで写真を撮っています。南寄りの韓国人です。

江南スタイル?

いや、盆唐スタイル(笑)。

ヘチョンくんはもう10年以上日本で暮らしているけど、大阪に行ったのは今回が初めてなんでしょ?

そうなんですよね、これまで絶妙に機会が無くて。

率直な感想としてどうだった? 大阪は。

韓国に似てるなって思いましたね。みんな元気だし、表現もストレートで、メシが美味い!

MADAM WOOは東京にもあるけど、面白い場所だよね。日本では”ストリップ”に対して全然良いイメージが無いけど、アメリカだとハコも年季が入ってて渋いし、中でも意外と格好良いヒップホップがかかってたりしてさ。MADAM WOOは便宜上、”ジェントルマンズクラブ”ってことになってて、明確に日本のストリップ劇場とは線を引いているというか、海外のストリップの雰囲気をこっちでそのまま再現したかったのかななんて思うんだけど、海外に行く機会が多いヘチョンくんから見て、その辺はどう思う?

生憎、アメリカのストリップクラブは未体験でして、むこうのラッパーのPVで見たことあるぐらいなんですが、やっぱり海外でも完璧なストリップクラブって少ないんですよね。ダンサーの女の子がすごく綺麗でも音楽がダサかったり、その逆も然りであったり。それはそれでその国独自の雰囲気を味わえて良いんですが、そういう意味では、MADAM WOOはかなり良い線いってると思いますよ。A$AP Rockyも日本に来た時に、MADAM WOOでエンジョイしたようですし(笑)。

まぁ、日本だと風営法的な問題もあるし、結構難しい業態だとは思うんだけど、MADAM WOOみたいな格好良い大人の遊び場が増えると良いよね。それでは皆様、次回の潜入もお楽しみに~!