編集部員の自腹買いアイテムを一挙公開! 2019年春夏着倒れ総括〜服と夏の終わり、将来の夢〜

by Mastered編集部

安室ちゃんに続いてイチローも引退しちゃったけれど、やっぱり今季も着倒れは、ありまぁす!!!

てな訳で今シーズンもやって参りました大人気企画”着倒れ総括”。毎度の説明にはなりますが、EYESCREAM.JP、そしてその前身となるファッションサイト・CLUSTER時代から脈々と続く本企画は、日夜様々な洋服を見続けている編集部員達が金に糸目を付けず物欲のままに購入した自腹“お買い物”の数々を、昔ながらの座談会形式で振り返り、その編集作業を通して自責の念に苛まれる、という反省系企画であります。

今回反省をするメンバーは編集長 三木、"ベテラン過ぎるニューカマー" 編集 手島、"スーパーバイザー改めスーパーヒッピー" 編集 長谷部、”大きなカメラ小僧” 編集 重竹、という計4名。気付けばインターネット上にも随分と我々の『着倒れ』インスパイア系の企画をやるファッションメディアが増えましたが、あえて言いましょう。あなた方とは(使っている額も、服飾エンゲル係数も、洋服への愛情も、全然)違うんです!

それでは早速ですが、クローゼットもパンパン、クレジットカードもパンパンの状態で、文字通り“着倒れ”そうになりながらも洋服を愛した我らの生き様、とくとご覧くださいませ!!

Photo:Kazuki Miyamae

1 / 16
ページ

AURALEE(オーラリー)のシャツジャケット(購入者:三木)

編集長 三木(以下、三木):最早、春夏シーズンにテーラードジャケットを着るという概念は地球温暖化のせいで無くなったと個人的には思っていまして、着るならこれくらい極薄のシャツジャケットが限界かなと。1枚着るだけでちゃんとして見えるので、基本的にはTシャツですけど、いざという時に役立ちます。

編集 重竹(以下、重竹):言われてみれば当分テーラードジャケット自体を見ていないですね。

編集 長谷部(以下、長谷部):電車の中のビジネスマンすら、ほとんどシャツ姿だもんね。

編集 手島(以下、手島):クールビズが浸透しましたね。日本の夏にテーラードはしんどいと思います。

NEEDLESのコート(購入者:三木)

三木:ガウンとコートの中間のようなデザインの1着。オリエンタルな柄も良い感じ。『007』に出てきそうだなと思って買いました。

重竹:スナックの床の柄っぽくて良いですね。

手島:袖口の始末とか、細かな仕様にこだわりを感じます。

長谷部:『007』の悪役っすね。

BAL(バル)のレーヨンセットアップ(購入者:手島)

手島:この春ヘビロテしました。ボトムのシルエットが最高なんですよね。

三木:そのまま寝れそうなところも良いです。

重竹:ちょっと珍しい色味のグリーンも良い感じですね!

長谷部:たしかにセットアップで着たらパジャマ感も出る危険もありそうだけど、深めのグリーンの色合いが良い。

ANATOMICA(アナトミカ)のリネンコート(購入者:長谷部)

長谷部:昨年ユーロ古着のワークジャケットを買ったら、かなり使い勝手が良かったので、その大人版みたいなリネン素材のこちらを購入。ポケットのディテールなど感心するほどヴィンテージ仕様ですが、素材が素材なので、飯食うときなんか、かなり気を使います。

三木:パリって感じですね!リネンはヨーロッパの気候には向いていると思うのですが、日本だとなかなか着る機会が無い……。

手島:けど、リネンの似合う大人って憧れますよ。

重竹:記憶の限り、リネンの洋服を着たことがないです。

THE NORTH FACE PURPLE LABEL(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)のステンカラーコート(購入者:重竹)

重竹:ベーシックなラグランのステンカラーコートですが、防風だったり撥水だったり、中綿入っていたり。その辺りはやはりTNFですね。

三木:全くステンカラーコートを着てるイメージが無いのはなんでだぜ。

長谷部:重竹が着てるとステンカラーに見えないのでは。

手島:とはいえ、便利そうなコートだね。

MM6 Maison Margiela(エムエム6 メゾン マルジェラ)のコート(購入者:三木)

三木:これ、レディースなんですがサイズ感がとにかくデカいので、自分が着ても大きいくらいです。ポケット、ボタン、とにかく何から何までデカくて可愛い。大きいことはいいことだ!!

重竹:僕が着ても平気そうなサイズ感でした。

手島:右前合わせは、慣れるまで少し時間が必要です。

長谷部:見た目的には、右前なのもいいかもっすね。

NEEDLES(ニードルズ)のスタジャン(購入者:三木)

三木ロンドンにもNEPENTHESがオープンし、ワールドワイドに快進撃を続けるNEEDLES。レオパード柄とリブのストライプが効いてます。

重竹:黒と黄色のボーダーは、蜂っぽいですね。

手島:ヒョウ柄とボーダーリブがマッチしてるってすごい。センスあるな~。

長谷部:蜂ってよりタイガース連想する。豹 × 虎って感じも。

STUSSY(ステューシー)のブルゾン(購入者:手島)

手島:所謂、OLD STUDDYです。20年前くらいにリアルタイムで購入した、思い出のブルゾン。この当時は、Beastie Boysが寅壱とかとコラボしてたり、異業種コラボの走りみたいなムーブメントもありました。この春買ったって訳ではないのですが、最近倉庫から引っ張り出して懐かしさに浸っています。

三木:裏地の色がかわいいですね!

重竹:そんなに昔のモノなのにすごく状態が良いですね。

長谷部:倉庫、あるんですね……。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のタグアンポンチョ(購入者:長谷部)

長谷部:ポンチョとコートの中間のようなタイプの防水透湿ウェア。コートタイプのレインウェアは湿った地面に躊躇なく座れるのもフェス会場ではありがたいと、最近気づいて購入。もちろんフェス用に買ったけど、かなりコンパクトに収納できるので、梅雨の季節には街着としても重宝した。

三木:今時なんでも小さくなりますもんね。便利な時代です。

重竹:これは長谷部さん好きそうだな~って思ってました(笑)。

手島:便利そうでいいですね~。