藤井健太郎のoff-air 第1回:渡辺淳之介(WACK 代表取締役)

by Keita Miki

規制だ、コンプラだ、とネガティブな言葉が飛び交う昨今のTV業界。だけど、そこにはまだまだ尖ったヤツらがいる。マスメディア界の異端児、藤井健太郎がホストを務める新連載『藤井健太郎のoff-air』では毎回さまざまな分野の個性を招き、昔ながらのクジ引き形式で出たテーマに沿ったり逸れたりしながら、電波にはのらない放談をお届け。テレビじゃ聞けない裏話や驚きのアイデアが飛び出すかも知れないし、飛び出さないかも知れない。見逃し厳禁、規制がかかるその前に。
栄えある初回のゲストは藤井自身と親交が深く、Masteredの1週間スナップに登場してくれたことも記憶に新しいWACKの代表取締役、NEGLECT ADULT PATiENTS(ネグレクト アダルト ペイシェンツ)のデザイナーである渡辺淳之介

Photo:Shunsuke Shiga | Interview&Text : Rui Konno | Edit:Keita Miki | 収録日:2019年2月5日

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100人が100人面白いと思うものなんて絶対に面白くないですから。(藤井健太郎)

— 月並みですけど、お2人が初めて会ったのはいつだったんですか?

渡辺:もともとはカンパニー松尾さんの映画(『劇場版 アイドルキャノンボール2017』)ですかね。ウチのアーティストの子たちを撮ってもらった。

藤井:そうですかね。オーディションのときに、お手伝いとまではいかないですけどお話させてもらって。

渡辺:アイデア出しとかブレストみたいなことをさせてもらって。僕が毎年恒例にしていこうとしていた、数十人女の子を集めてオーディションを合宿でやるっていう企画があったんですよ。朝マラソンがあったり、延々と罵倒され続けたりとか、結構過酷で、それが生中継されるみたいな。その企画で、藤井さんに「どんなのがおもしろいんですかね?」みたいなことを相談させてもらったりもしました。それがはじまりでしたね。

藤井:カンパニー松尾さんについては僕も『芸人キャノンボール』でパロディ的なものをやらせてもらったので、その辺の繋がりでリンクした感じ。

渡辺:もう3年くらい前ですね。

— そんな中での改まっての対談です。早速ですが、クジを引いていただいて、出たテーマに沿ってお話しいただければ。じゃあ、まずは藤井さん。どうぞ。

藤井:はい。(ゴソゴソ……)、”影響を受けた人”ですね。

渡辺:すごくオーソドックスなヤツが来ましたね(笑)。

藤井:うーん。テレビの方で言うと、ひとつは間違いなくダウンタウンさん。単に世代だったっていうのもあるんですけど、面白いことは格好いいみたいなところを初めて感じたのはやっぱりあの人たちでした。別にお笑いが特別好きだったわけじゃないかったんですよね、当時。テレビは好きだったんですけど。周りもそうだったと思うんですけど、”ダウンタウンしかない”みたいな状況の期間は結構長かったかもしれないです。