Photo:Shunsuke Shiga | Interview&Text : Rui Konno | Edit:Keita Miki | 収録日:2019年2月5日
— 月並みですけど、お2人が初めて会ったのはいつだったんですか?
渡辺:もともとはカンパニー松尾さんの映画(『劇場版 アイドルキャノンボール2017』)ですかね。ウチのアーティストの子たちを撮ってもらった。
藤井:そうですかね。オーディションのときに、お手伝いとまではいかないですけどお話させてもらって。
渡辺:アイデア出しとかブレストみたいなことをさせてもらって。僕が毎年恒例にしていこうとしていた、数十人女の子を集めてオーディションを合宿でやるっていう企画があったんですよ。朝マラソンがあったり、延々と罵倒され続けたりとか、結構過酷で、それが生中継されるみたいな。その企画で、藤井さんに「どんなのがおもしろいんですかね?」みたいなことを相談させてもらったりもしました。それがはじまりでしたね。
藤井:カンパニー松尾さんについては僕も『芸人キャノンボール』でパロディ的なものをやらせてもらったので、その辺の繋がりでリンクした感じ。
渡辺:もう3年くらい前ですね。
— そんな中での改まっての対談です。早速ですが、クジを引いていただいて、出たテーマに沿ってお話しいただければ。じゃあ、まずは藤井さん。どうぞ。
藤井:はい。(ゴソゴソ……)、”影響を受けた人”ですね。
渡辺:すごくオーソドックスなヤツが来ましたね(笑)。
藤井:うーん。テレビの方で言うと、ひとつは間違いなくダウンタウンさん。単に世代だったっていうのもあるんですけど、面白いことは格好いいみたいなところを初めて感じたのはやっぱりあの人たちでした。別にお笑いが特別好きだったわけじゃないかったんですよね、当時。テレビは好きだったんですけど。周りもそうだったと思うんですけど、”ダウンタウンしかない”みたいな状況の期間は結構長かったかもしれないです。