先日、GQ/CFDA awardsの「Best New Designer in America」に6人のデザイナーがノミネートされたニュースはお伝えしましたが、2月12日その栄冠を手にしたデザイナーがついに発表されたようです。
そのデザイナーは『ビリー リード(Billy Reid)』。
2001年に「ニューメンズデザイナーアワード」を受賞しながらも、先の911事件の影響を受け、一度は地元であるアラバマに帰郷。2004年に再度巻き直しを図り、一昨年ニューヨークに返り咲いた熱意のあるデザイナーです。
古き良きアメリカの空気感を多分に盛り込んだ服作りを得意とし、カジュアルだけでなく、テーラリングもテクニックも秀逸。このノミネートを記念し発表されたコレクションも、全世界を席巻している「アメカジ全盛」のムードにぴったりで、受賞も納得な感じです。
当サイトがデビューから推しまくっている『バークマン ブラザーズ(Burkman Brothers)』は残念ながら受賞を逃してしまいましたが、また来年もノミネートし、次こそは栄冠に輝いてくれることを願いたいと思います。
最後に、この『ビリー リード』、日本では時しらずにて展開されていますので気になった方はぜひチェックしてみてください。
[via:GQ]