世紀のデザイナー、イヴ・サンローランとピエール・ベルジエの50年にも及ぶ恋愛にフィチャーしたドキュメンタリー映画「L’Amour Fou」がトロント映画祭にて公開に

by Mastered編集部

20世紀を代表するデザイナー、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の生涯を50年以上に渡り付き添った恋人、ピエール・ベルジエ(Pierre Berge)との関係を中心に描いたドキュメンタリー映画「L’Amour Fou(日本語で“狂おしい愛”の意)」が、トロント映画祭にて公開されます。

村上春樹原作の映画「ノルウェイの森」と同じ“SPECIAL PRESENTATIONS”部門に出品されているこの作品は、今週土曜日にお披露目される予定。気になる内容はというと、ピエール・ベルジエへのインタビューを通して、『クリスチャン・ディオール(Christian Dior)』時代のサンローランや2人の出会い、はたまたイヴ・サン・ローランの死後、オークションにかけられた美術品・工芸品のことなど、多岐に渡るトピックに迫った渾身の内容に仕上がっているようです。ひとまずは、現在公開中のトレーラーをどうぞ。なお、監督を務めたのはフランス人のピエール・トレトン(Pierre Thoretton)

なお、こちらの作品はすでに日本での公開も決定しているそうで、来年には劇場で見ることができる模様(配給:ファントム・フィルム)。今までにもサンローランに関するドキュメンタリーはありましたが、ここまでプライベートに迫った作品は初めてですので、非常に楽しみですね。期待して公開を待ちましょう。

http://www.refinery29.com/yves-saint-laurent-documentary-comes-to-toronto-film-festival.php