春めいてきました。桜もようやく遅めの満開を迎え、軽めのアウターの出番も増えてきた……という矢先に出会ってしまったのがこちらの一着です。
ダックハンターカモのような独特の迷彩柄、生地の質感がただならぬ存在感を放つこちらは、ハンティングウェアの名門『レッドヘッド(RED HEAD)』のもの。店主さんの話によると、おそらく60年代後半から70年代のものではないかとのこと。ちょうど「ディア・ハンター」の頃でしょうか。
ディテールを見ていけば、内側には、獲物を一時的に入れておくための大型ポケットを備えていたり、裏地がチェックだったり、ハンドウォーマーポケットが付いていたりと、とにかく凝った作り。実際の狩猟に使われていたものなので、やはりダメージはありますが、そういうところにも何だかストーリーがありそうで、ちょっとワクワクしませんか?
ちなみにこちらを購入したのは、下北沢の「トレードマーク」というお店。リーズナブルかつ素敵なヴィンテージ古着がてんこ盛りなので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。
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