目紛るしいIT社会の発達を体で感じていた2000年代初期に、ジャパニメーションの金字塔とも呼べる作品が誕生した。士郎正宗原作、神山健治監督の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』（2002年）と『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG』（2004年）である。主人公、草薙素子を始めとする公安9課（通称：攻殻機動隊）がハイテクノロジー社会に蔓延る闇を打ち破って行くというシリアスな内容で一躍人気を博し、その勢いは現在も留まる所を知らない。そんな同作品のシンボルキャラクターである草薙素子とタチコマが、アメリカのヒップホップシーンのみならず、ファッション界でも高い支持を得るPharrell Williams（ファレル・ウィリアムス）の立ち上げたアパレルブランド［ICECREAM（アイスクリーム）］によるグラフィックTシャツとして登場。

少佐とタチコマは、中村悟を始めとする制作スタッフ描きおろしだ。ストリート感に溢れ、なんともユーモアに包まれたデザインとなっている。草薙素子“EYESCREAM”スペシャルバージョン、タチコマのデザイン共に現在、ZOZOTOWNで限定受注を受付中。普段見ることのないレアでカジュアルな少佐とヒップホップなタチコマを見逃す手はない。

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