過ごしやすい秋の気候は、何をするにも適している。久々に運動するのも良いし、秋の味覚も堪能したい。普段読まないような本でも、読んでみようという気にもなるもの。何より、ファッションを楽しむにも秋が一番だ。いま気になるのは、太めのパンツ。
脈々と続く歴史に裏打ちされたクオリティの高さで、常に時代に合った提案を行う[Lee]から登場している名作たちをチェックしておこう。
Photo:Kiyotaka Hatanaka (UM) 、Styling:Daisuke Araki、Model:Morgan(BE NATURAL)、Text&Edit:Shu Nissen
RAINMAKERのメルトンコート88,800円(RAINMAKER TEL:075-708-2280)mandoのドットオープンカラーシャツ39,000円(STUDIO FABWORK TEL:03-6438-9575)N.HOOLYWOOD COMPILEのストライプハイネック22,000円(Mister hollywood TEL:03-5414-5071)soeのベルト18,000円、シューズ46,000円(ともにM.I.U. TEL:03-5457-2166)
芸術の秋。落語鑑賞にはデニムの『Chetopa Trouser』を。
60年代当時には展開のなかったデニム素材で登場したこのパンツ。落語は庶民の芸術だから、どんな服装でもいいらしいので、気張らずに、僕らの正装であるジーンズを穿いて行こう。オリジナルと同様のワイドな作りは、丈の長いコートスタイルなんかに、ばっちりハマる。
ゆとりある、たっぷりとしたシルエットは、なんだか着物を着て歩いているみたいで、かなり気分が良い。