田中宗一郎がセレクトしたヴァイナルも販売。『CLUB SNOOZER』のフェアがDIGAWEL 2で開催決定。

by Mastered編集部

先日の対談記事も大きな反響を呼んだ田中宗一郎が『SNOOZER』の創刊以前から主催してきた知る人ぞ知るパーティ『CLUB SNOOZER』。同イベントにフォーカスしたスペシャルなフェアが2016年1月7日(木)より、[DIGAWEL(ディガウェル)]の直営店であるDIGAWEL 1にてスタートする。

DSC_2770
先日の対談記事も大きな反響を呼んだ田中宗一郎が『SNOOZER』の創刊以前から主催してきた知る人ぞ知るパーティ『CLUB SNOOZER』。同イベントにフォーカスしたスペシャルなフェアが2016年1月7日(木)より、[DIGAWEL(ディガウェル)]の直営店であるDIGAWEL 2にてスタートする。

今回のフェアでは、『CLUB SNOOZER』のアニヴァーサリーパーティーで限定発売された[DIGAWEL]と『CLUB SNOOZER』によるカプセルコレクションを特別に販売するほか、田中宗一郎がセレクトしたヴァイナル(初回オリジナル盤)もラインナップ。

ひとまずは、以下の田中宗一郎本人からのコメント及び、同人物がクリエイティヴ・ディレクターを務めるthe sign magazineに掲載中のカプセルコレクションの解説をチェックし、開催の日を楽しみに待つこととしよう。

ポップ・ミュージックとファッションには密接な繋がりがあります。特にストリートから湧き出てきたユース・カルチャーという現場においては。

どちらも決して経済的には恵まれていないのにもかかわらず、革新的アイデア、野心的なアイデアだけを武器に、常に世の中に対して、新たな価値観を提示してきました。時には手を携え、時には互いに影響を与えながら。

どちらも旧来の価値観に対し、何かしらの異議申立てを行ない、疑問を提示し、それと同時に、同時代に生きる人々を鼓舞し、生きる活力を与えてきた歴史があります。その何よりも重要なポイントにおいて、ファッションと音楽は区別されるべきではありません。

このコレクション/イヴェントは、そんなごくごく当たり前ながら、もしかすると、忘れられがちな伝統の轍の先端に、今も我々はいるのだ、ということを自ら改めて確認しようとする試みのひとつです。

95年から始まったクラブ・スヌーザーというパーティは、日本における黎明期のテクノ・パーティに触発され、今に至ります。それは、黎明期のロックンロール以前の音楽の歴史という過去、そして、これから先の未来を繋ぐ場所、つまり、現在という一瞬の刹那をどこまでも謳歌するという試みでもありました。

そうした試みに対するトリビュートとして、この小さなコレクション/イヴェントはディガウェル/西村浩平の手によって形になりました。

それぞれのアイテムにはさまざまなポップ・ミュージックの歴史に対するオマージュがあります。同時に店頭に並べられるヴァイナル盤はどれも、クラブ・スヌーザー主宰である筆者がもっとも多感な時期に影響を受けた作品です。この集積が私自身の今を形作っています。

この小さなコレクション/イヴェントには、過去から未来へと続く何かしらの歴史をこんな風に我々は見ているのだ、というパースペクティブの反映でもあります。だからこそ、もしこのコレクション/イヴェントに密かに込められたメッセージがあるとすれば、ここから眺めた広大な景色は本当に素晴らしい。もしかすると、そういうことかもしれません。

田中宗一郎